jou日記

コンテンポラリー・ダンサー、振付家JOUの日記です。。。Odorujouダンスパフォーマンス日記

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6月30日大祓

1年の半分が過ぎた。

この節目の1日は、珍しく、朝から夜まで、
ダンスの稽古。

それはもう、幸せなことである。

何があってもなくても、
自分の身体だけは、
どこへもゆかず、自分の命ある限り、
ずっとずっと、一緒なのである。

自分の心の幸せも不平不満も、全て身体に出てしまう。
意識の深さ、広さ、洞察、全て、身体に現れる。

その身体と対話する時間。

それが、ダンスなのだ。

身体は毎回微妙に違っていて、

ノリが良かったり悪かったりするが、
そうした浮き沈みも含めて、
丸ごとの自分をまずは受け入れる。

全ては、そこから始まるのだ。
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  1. 2010/06/30(水) 22:20:13|
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twitterとは

「Twitterの快感は、恋愛状態のそれと似ている」
という誰かのつぶやきがTweetされていたが、

フォロー、フォロワーという数字が刻々と変わるゲーム感覚と、
やりとりがなされるコミュニティ感覚と、ランダムな情報と。

そうした要素も加担して、
ハマる人間が増えているのかもしれない。

かくいう自分も、知らない人のつぶやきを
キャッチできるのが面白く、
ついつい、サイトを覗いてしまう。

元来、文字を読むこと、
文章を書くことが好きなのだ。

140文字という制限の中に
まとまる言葉を考える、
ということだけでも、
面白いものだ。

日本人には、俳句や和歌の文化が元々あるので、
140文字などと言われようものなら、
なおさら、なのかもしれない。

おそるべし。
  1. 2010/06/29(火) 22:05:51|
  2. 日記
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雨に泣く

薄曇りの蒸し暑い月曜日。

1日が過ぎ、
夕方遅くに、今年の4月に亡くなられた
青山劇場プロデューサーの高谷静治さんの
追悼会の件で、電話がかかってきた。

人の不在の実感は、時差とともに、
忙しさに紛れていた日常に、
ふいに襲いかかるものだ。

電話の後に、雨。

どしゃどしゃ降っていた。

なんだか悲しくなって、子どもみたいにわんわん泣いた。
雨がざあざあ降っていた。

そうだ、小さい頃から、人と別れるのが悲しくて、
家に来たお客さんが帰る時、いつも、わんわん泣いてた。
最初は人見知りで寄り付かないくせに、
帰る頃になると、すっかりなついて、
そして泣くのだ。

そんなことを思い出した。

特に何があったわけでもないのに、
いつの間にか、子どもみたいにひょろっと泣き止み、
外の雨も、さっぱりと上がっていた。 

雨のベールの中で何かが開いたのかな。



日本では、未だ未経験の
「受賞」というものを、
2008年、韓国で頂いた時、
高谷さんもただ1人の日本人審査員として、
その場に、いらっしゃった。


韓国の審査員の皆さん、
とても親切に接して下さったのだが、
中におひと方、
長のような存在感ある
美術家の先生らしき方は、
どうやら戦争体験世代で、
日本人に嫌な思い出があるらしく、

日本人の自分は、
戦争なんて知らないけれど、
非常に肩身の狭い、
悲しい思いをしたものだ。

昔、マレーシア人の友人の父上に、
「オレは絶対に日本人を許さない」
と、面と向かって言われた時ほどでは
なかったにせよ。




翌年以降の状況は知らないが、
あの年、あの状況では、
日本人が賞をもらえるということは、
あり得ない感じだった。

そうした状況での特別賞受賞だったことと、
生まれて初めてのダンス受賞だったこと、
など、本当に特別な賞だった。


翌年の、韓国での招聘再演の時も、
プロジェクターなどの機材経費についての
交渉を試みてくださったりして、
とても心強く、うれしかった。

そうした、人生のスペシャルな時間と
高谷さんの存在は、感謝とともに、
自分の中に
しっかりと刻印されている。

  1. 2010/06/28(月) 22:22:55|
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沢山の人々に会う

朝7時半の高速バスに乗り、
東京湾の海底を通って、
再び木更津から東京へ。

アクアライン、おそるべし。
海底57mのトンネル。

ただし、海上を通る部分もあるためか、
強風20m以上になると、閉鎖されるらしい。

今朝は、風は強かったが、幸い運行し、
40分で湾の反対側に着いてしまった。

東京駅に1時間後には着き、そのまま、登戸へ。

バレエスタジオの7月の発表会の中で、
バレエ作品に混じって、初の異色小作品。

4才から大人まで、34名の振付をさせて頂いています。
バレエという、究極のダンススタイルを習得中の
未来ある子ども達に、
私からあげられるモノと言えば
「形ではなく、心を躍らせること」

それが、子ども達にも伝わり、
ご父兄の皆さんにも伝わることができるよう、
ベストを尽くしたいと思います。

リハーサルはいつも、
幼稚園から小学生、大人まで、
キラキラな瞳に囲まれて、
笑顔一杯の、楽しい時間です。




お昼に大移動をして、
午後は東に。
森下スタジオで、7/4(日)17:00から行われる
コンテンポラリーダンサー30余名による
ストラクチャーインプロパフォーマンスの為の
リハーサル。

1時間以上遅れての到着になってしまったのですが、
面白い顔合わせのメンバーがごっそりいました。

今回のフェスティバルの長でもある
山崎広太さん指揮により、
構成が最初から最後まで、まとめられました。

あとは、当日。
どうなるのか、愉しみです。

とてもお得なイベントです。
お時間ありましたら、ぜひ、いらしてください。
情報←click here


  1. 2010/06/27(日) 22:21:57|
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満月の親孝行

リハーサルの後、東京駅から高速バスに乗り、
東京湾の海底を走るアクアラインを通って、木更津へ。

大磯ロングビーチの、野外プールを小さくして
遊べる大浴場をくっつけたような、
子ども連れには有り難い宿泊施設、
竜宮城スパホテル三日月へ。

温泉ではなく、公衆浴場。
露天風呂はもとより、
流れるプールみたいなお風呂とか
バスクリンみたいな入浴剤が入ったお風呂とか、
ジャグジーみたいなお風呂とか、
ちびちゃんを遊ばせつつ、
大人もちょっと休める、
みたいな。

ここに、小規模での一族郎党が集まり、
家長の古稀と叙勲祝いの宴を執り行うよし。

上は70、下は0才、という、非常に一族的な
異世代交流イベントであった。

この日のサプライズ贈り物のために、
IT遠隔操作で、各地からの色紙コメントを
結集させ、フレームにして、贈呈。

結局、一番喜ばれるのは、お金ではなく、
こうした手作り的な、心の結集なのであろう。


普段なかなか会えない姪っ子達にも、
絵本のプレゼント。
昔、夢中になって見た、子供向けテレビ番組
「ウゴウゴルーガ」などのキャラクターデザインで知られる
岩井俊雄さんの絵本とあっては、執着しないわけにはいかない。
100かいだてのいえ
ちか100かいだてのいえ

ほぼ、自分が読みたいばかりに、
半ば無理矢理、宴会の席で包みを開けさせ、
大人が酒盛りしている横で
読みきかせをしたのであった。


正直、スケジュールも身体もかなり無理矢理な強行軍ではあったが、
親孝行、といいつつ、自分らが一番楽しんでいるのかもしれない。

満月の夜。

親孝行、できるときに、やっとこう。
  1. 2010/06/26(土) 20:38:09|
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満月前夜

おぼろ月夜である。

今日は、1日、いくつかの所用や、
リハーサルといえる程身体は動かさない、
打ち合わせなど。

森下スタジオへ自転車で移動。

今週末の叙勲のお祝い用に、色紙を取りまとめたり。

おぼろ月夜の下で、ぷるぷる疲れが。

相方を誘い、韓国焼き肉を食べる。

疲れた時には、肉、肉である。

明日、明後日はさらにハードな週末が待っている。

満月や新月の時には、月の引力が強く影響するのか、
女性ホルモンのバランスが崩れやすい傾向にあるという。

もし、身近な女性が、理不尽に不機嫌だったりしたら、

月の暦に照らし合わせてみるのも
面白いかもしれない。

それだけでなく、満月には、
生き死にに関わる出入りが多くなるとも言われている。

人間も、地球上の小さな生物の1つ。

宇宙の引力の波には、翻弄されるのだな。。


  1. 2010/06/25(金) 22:01:54|
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即興道場

WWF参加WS

2010年6月24日
13:00-17:00


即興道場

森下スタジオ

こればっかりは、体験ありき。
何はなくとも、ぜひ。
即興道場について



詳細&他にも盛り沢山のプログラム情報
WWF




本日、雨も降らず、気持ちの良い初夏なお天気。
自転車で、森下スタジオへ。

初めての方も、そうでない方も、一緒くたになって、

即興道場が始まりました。

汗だくになって遊んだ感は、相変わらずですが、
人数が去年より多い分、少し、
エネルギー消費を万遍なくした人と、そうでない人、
バラつきがあったかもしれません。

それでも、1時間のノンストップ即興を通して、
初めての顔合わせとは思えない、見事な時空間が
表出しました。

本当に、いつもながら、思うのですが、
「全ての人間は、自然治癒力、天然のバランス感覚を有している」

のではないか?

ということ。

「自分をもっと信じていいんだ」

ということ。

「他者をもっと信じていいんだ」

ということ。

遊ぶ身体と心の生み出す、芳醇なエネルギーが、

ほんの少しでも、世界に影響を与えられるのだとしたら、

とてもうれしいことだと思います。

こうして再び即興道場を
開催することができましたこと、
フェスティバル主催のBAL、ご来場の皆様に、
心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。



当日の記録がアップされました。


http://bodyartslaboratory.blogspot.com/2010/06/jou.html





即興道場は、演者のためのものであると同時に、
人として、視点の多角化、分離化習得のための身体的エクササイズであり、
それを自分の体感として持つことができれば、ダンスに限らず、
様々な人生の可能性が広がるものと、思っています。
その意味では、「即興道場」すなわち「人生道場」ともいえるかもしれません。








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  1. 2010/06/24(木) 00:04:36|
  2. 即興道場
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第7回若生祥文フランス編



第7回
海外で活躍する日本人アーティストから
海外のアート環境の話を聞こう会
若生祥文(わこうよしふみ)的視点からのフランス事情


日時:2010年5月21日(金)
18:45 受付開始~ダンス映像流します
19:00 開始/座談会「フランス事情」
※エルヴェ・ロブ元ダンサー若生祥文的視点からの海外ダンス事情レポート
21:00 終了

場所:こどもの城 本館 2F  Bリハーサル室




座談会について
海外のカンパニーで活躍する海外在住の日本人ダンサーが増えつつある昨今ですが、日本国内でも、ダンス公演企画は、今や各地に広がりつつあります。この会では、それぞれ異なった地域でダンス活動をする人々の実体験を話して頂くことで、こうした国内外のダンス事情の情報の交換、収集を図り、そこからまた、新しい発想のプロジェクトや活動が、日本に生まれて来ることを期待しています。

今回は、エルヴェ・ロブカンパニーのダンサーとしてフランスで活動してこられた若生祥文氏に、契約するということ、創作活動や公演活動を支えるシステムなど、芸術支援の形態がどうなっているか、などという芸術環境を中心に、海外でのダンス生活の様子を伺いました。


前回までの記録:http://odorujou.net 
→海外の話を聞こう会


御陰様で、無事、終わりました。

当日出席者 10名

内訳:男性6名 女性4名

ダンサー、振付、演出など、作り手 男性2名(20代,50代) 女性2名(大学生10代)
その他学生,学校関係 男性2名(10代)、女性1名(20代)
制作 女性1名(40代)
その他(美術、映像など)男性2名(20-30代)

今回は、学生の方も多く、フレッシュな質問や意見が積極的に交換されました。
僧侶のような落ち着いた物腰で、丁寧にわかりやすいトークの若生氏に、
休憩も取らずに、あっという間に時間が経ってしまいました。

打ち上げでも熱心な話は続き、爽やかで充実した時間となりました。

お集まり下さいました皆様と、ご協力頂いた青山劇場に
心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。
以下、記録です。






1: before and after はじめの一歩

-1. 海外へ行く前の、日本でのダンス活動(ダンス歴)

大学に入ってすぐHip Hopを始めた。勉強に興味が持てない一方で、踊りへの気持ちが次第に強くなっていき、その道で試してみたいとの思いで大学を退学。だが結局その2年半後に才能がないとあきらめる。その後、新宿の暗黒系モダンジャズのグループに入り、2作品目には主演を与えられる。そこを退団して、ポルトガル人振付家ルイ・ホルタのWSをスパイラルホール(青山)で受けたのがコンテンポラリーダンスとの出会い。彼が率いるカンパニーのダンサーも参加してくれ、その身体表現のあまりの素晴らしさに、世界の凄さを見せつけられた。
その1年後、フランス人振付家のエルヴェ・ロブが、水戸芸術館の日仏合同プロジェクトに参加するダンサーを募集していることを知り、オーディションを受けた。それは、すでに一度水戸で発表された6人の作品の、日仏ツアーのための欠員補充だった。男女1名ずつの募集だったが採用されたのは自分1人。欠員分の女性パートも自分がやることになり、かなり大変だった。


若生的補足説明
そのツアーの後、水戸芸術館専属ダンスカンパニーが1997年に発足。日本では水戸芸術館が初、のちに静岡、新潟と流れは続くが、その辺りが唯一の、年俸制フルタイムのダンサーを雇用する芸術プロジェクトだと言える。
当時水戸では、月給にして24万円(税込)をもらっていた。カンパニーは3名で立ち上げたが、1年後に1人抜け、2年後には自分が抜けて、残った1人がずっと水戸芸術館のダンサーとして、市民舞踊学校で週2-3回のレッスンと年度末の修了公演、そして自身の作品を毎年発表していたが、彼女も今年の3月で退団した。


JOU補足説明
やはり同じ97年頃、神奈川芸術工房(ASK)というプロジェクトが起こり、フルタイムでの舞台芸術目指して、舞踊、演劇、音楽、と3部門並立で、WSや公演活動を行っていた。発足当時のメンバーには、JOU、岩淵多喜子、矢内原美邦、大塚圭一、平井優子、川口隆夫などがいた。



Q: 大学を辞めてからのHip Hop活動はどのようにしていたのか?

A: 2人でコンビを組み、横浜人形の家で練習をし、クラブやイベントで踊っていた。茅ヶ崎のダンスコンクールにも出て、予定にはなかった特別審査員賞をもらった。

Q: 何で才能がないと思ったのか?

A: 始めて3年で伸び悩みを感じた。自分の身体に合わないのではないか?と思い始め、また、このまま続けてもどこにも行けないような気がし始めた頃、天才かと思えるような高校生ダンサー2人組を目の当たりにして、これはもう足を洗おうと思った。



-2.海外へ行く事になったきっかけ

エルヴェ・ロブがフランス国立振付センターの芸術監督に就任し、そこでの最初のクリエイションに召集された。当時自分は水戸芸術館に所属していたので、3ヶ月間の人材レンタルという形である。それが無事に終わって帰国当日、エルヴェからカンパニーのメンバーに誘われた。「Yes」と即答。翌年渡仏し、正式メンバーとして入団。
ちなみにフランスには国立振付センターが20ヶ所ぐらいあって、その内訳は、クラシックが7ヶ所、コンテンポラリーダンスが13ヶ所だったように記憶している。各センターには芸術監督(振付家)が1人、3年契約で常駐し、ダンサーを予算の範囲内で抱えることができる。エルヴェのところは最初7人、のち9人となった。芸術監督は3年間に作品を3つ作ることが義務づけられている。


-3.最初のダンサー契約のこと

海外へいくことになったきっかけの時点で、すでに契約は交わされていた(上記参照)

JOU補足説明
これまでの過去のゲストのお話と異なる点としては、
1.すでに日本国内でも年俸制ダンサーとして契約雇用されていた
2.フランスでの契約も、いわば日本からの「移籍」。
つまり、個人の前に、カンパニー間での協議や交渉も当然行われた上での契約であったであろうという点ではないかと思います。






-4.日本との違い、海外で始めて気づいた事など

■大きな違いは、ダンサーが『職業』として社会的に存在しているということ。日本の現状とは根本から違う。具体的には、給料の他に、健康保険、失業保険、休暇手当、年金などの待遇がきちんとしている。なので、給料の手取り額の倍を、カンパニーは雇用費用として、支払っていることになる。


■失業保険については、フランスでは、自分が居た当時の環境では、クリエイション期間などの就労中であっても、休みとなる土日は「失業している」と見なされ、前年分の失業保険として5~6割位の額が日当でもらえた。つまり、給与と失業手当のダブル受給となる仕組みになっていた。

(注釈:その時々の政府の方針と雇用形態により、待遇は異なるため、上記については、普遍的な情報ではない。)

フランスは、ダンスで芸術活動をしながら人としての生活を成立させようというお金(国税)の使い方をする国。もちろんダンスだけでなく、映画、演劇、音楽、サーカスなど全ての芸術分野において、その考え方の適応は同様である。失業手当の給付はもちろん誰にでも、というわけではなく、ダンスの場合は前年1年間で(のちに厳しくなり10ヶ月半で)507時間以上の就労時間を重ねた者に対して、今後8ヶ月分の手当てを支給、というように条件が決まっている。


JOU的補足説明:
日本でもフランスでも同様に、政府の方針により、法律は刻々と変わってゆく。失業保険などの決まり事も、どんどん変わって来ているので、今回の情報は、若生氏がフランスに就労していた、当時の状況である、ということをご了承して頂ければ幸いです。また、国立振付センターの芸術監督制度など、アーティストにとって恵まれた状況が、必ずしも芸術作品の高揚を生むとは限らない、という話も耳にする。どこでも同じだが、良い面がある一方で、その弊害も必ずあるものらしい、という事実も、見逃してはならないと思う。


■世界中からダンサーが集まっていること。エルヴェのカンパニーでも日本人は自分1人で、あとはフランス、イスラエル、イタリア、アメリカ、スウェーデンなど様々で、皆フランス語で会話をしている。

■観客との距離が違う。劇場にはだいたいカフェがあって、終演後にそこで一杯やっていると、知らないお客さんでも平気で感想を言いに来てくれる。そこで良い言葉をもらうと非常に励みになる。友人なんかは率直な意見を述べてくれるので、内容によっては嬉しくも腹立たしくもあるが、それが次につながる。お世辞しか言わない、あるいは何も触れない日本とは大違い。


JOU補足説明
日本には、劇場の退館時間の規制や、終電の問題があり、公演の後、なかなかゆっくり集い、見た公演を消化するための会話の時間がとれない状況にある。終電というものをなくして、深夜2時間に1本でも電車を走らせたら、いろいろな意味で大きく、生活や活動やコミュニケーションが、ゆとりのある方向に変わってくるのではと、個人的には思うが。




Q: フランスの観客数は、日本と比べてどうか?

A: 日本よりは多い。地方でも1000人の劇場が埋まることもある。


Q: 公演情報は、どのように告知するのか?

A: 公演前には、その作品のポスターが街中に貼られる。
大劇場などでは、シーズン開始前に年間の公演プログラムが発行され、先行予約で買うと、その枚数によってどんどん安くなる仕組みになっている。

もちろん、フランス人でもコンテンポラリーダンスを知らない人は全く知らないし、ダンスといえばクラシックバレエ、と思う人もいるが、コンテンポラリーダンス作品を放映する番組が週に1回あったりするので、日本よりは認知度は高い。




2: Living and working あちらの暮らし

-5.カンパニーダンサーの生活(1日、1週間、1ヶ月、1年の大体の様子)

■勤務時間は、月曜から金曜までの10:00-18:00。

1日の時間割としては、
10:00 センターへ行き、ダイニングキッチンでスタッフも交えてコーヒー&おしゃべり。
10:30-11:30 小スタジオでウォームアップクラス。当初はエルヴェ自身がクラスを施していたが、徐々にダンサー各自でアップするようになった。

11:30-13:30 クリエイション。
13:30-14:30 ランチ休憩。キッチンで各自サラダなど作って食べる。
14:30-18:00 クリエイション

1日中フルタイムでクリエイション作業をしていることになるが、これは話し合う時間も含まれている。踊る→ディスカッション、の繰り返し。

■土日はオフなので、ダンサーの多くはパリの自分のアパートに帰る。電車で2時間の距離。(勤務期間の平日は、レジデンス“泊まり込み”でのクリエイションが基本)

■エルヴェの場合、1つのクリエイションに3-6ヶ月かける。クリエイション以外の期間は、作品の再演で国内外へ行ったり、スケジュールが合えばよそのクリエイションに参加したり、あるいはオーディションを受けたり、旅行したり、実家に帰ったり、パリを満喫したり。
再演の数に関しては、作品の売れ具合によって異なるが、平均して年間に10回ぐらい。あまり多い方ではなかった。

■夏休みは基本的に8月中ずっとだが、クリエイションや再演の関係でずれることも。クリスマス休暇は2週間位。年明けは3日から仕事開始ということもあった。


Q: 日本では、ホリデーにダンスの公演やイベントを当てることが多いように思うが、一般のホリデー期間に何か公演やオーディションなどをやることはないのか?

A: 基本的にはバカンス中には公演はない。ダンサーも一般の人達と同じように休暇を取るのが普通。休暇手当も出る。ただ、フェスティバルや長期間のWSなど、夏休み中に行なわれるものもある。


JOU補足説明
日本の状況としては、他の仕事をしながら舞台活動をしている人が多いので、そうした人達の時間が十分にとれる休日や祝日に、公演やWSをせざるを得ない面もあると思う。また、基本的に、フランスでは、雇用契約を結んでフルタイムで働いているプロダンサーと、学生やアマチュアとの線引きが、「契約=生活保障=雇用主(カンパニー)への労働力(ダンス)の全面提供」ということで成立している。それが存在していない日本の状況とは、常識も認識も、大きく異なる面は、自ずとあると思う。




-6.カンパニーダンサーに求められること

1. 基礎対応力:振付家の要求に応えられるだけの身体的な適応能力。

2. 集団作業力:グループ全員で共に作っていくので、コミュニケーション能力は必要。

3. 個人の創作力:振付家からお題を出されて、2-3時間後には何か作って見せる、という作業がよくある。ダメならボツになることも。

4. 作品への貢献力カンパニーメンバーの一員として、ダンサーの立場から、作品を良くしようとする意欲と思考力

5. 集団生活力:クリエイション中は、センターが保持するアパートをシェアして暮らす。自分の居た所では、3LDKと5LDKのアパートが提供され、それぞれで共同生活をしていた。

6. 語学力:クリエイション面でも生活面でも、語学力は必須。自分は、入団当初は英語で会話していたが、1年後に英語禁止令が出て、フランス語のみの生活になった。日常会話レベルに達するまで3年かかった。




Q: それだけ毎日長時間やっていて、体力的な要素はどうなのか?筋トレとかやるのか?

A: 体力や筋力強化は日常のリハーサルで十分足りる。筋トレをやると仲間からバカにされることすらある。というのも、ダンスをするにはやわらかい筋肉が必要なので、もりもりした強固な筋肉は、かえって動きの邪魔になる。


Q: 振付家のクリエイションの過程で、ダンサーがセルフクリエイションをさせてもらえると言ったが、音なども決まっているのか?

A: 音は振付家が考える。振付家の中にシーンのイメージがすでにあり、そのイメージの中で、ダンサーにどう動いてもらうかを提示し、それに沿ってダンサーが動きを作っていく。提示される課題は、ソロ・デュオ・トリオなど様々。それぞれ簡単ではない作業だ。



Q: 動きをダンサーが作るのだとしたら、「振付家」は何をするのか?

A: 簡単に分けて3つ。1つ目は、振付家がそのシーンの動きをすべて振り付ける。2つ目は、振付家が提示する一連の動きをダンサーが覚え、それを振付家の要求に合わせて、解体、再構築する。3つ目は、お題だけ出して、ダンサーが動きを作る。
そうやって上がってきた動きを、空間配置やタイミング、音楽なども含めて全て、振付家が演出構成する。

余談だが、よそには、何も提示せず、ただ「何かやってみろ」とダンサーに即興を要求し、それを何度も繰り返して、出てきたものを最後の1週間でまとめあげて作品にする、という振付家もいる。



Q: ダンサーが自分で動きを作る作業をするというのは、フランスでは一般的なのか?
A:  そうです。


Q: クリエイションの時間の割合としても、「ダンサーに作らせる」という時間が多いのか?

A: はい。もちろん、許されたクリエイション期間の長さや、他の状況によっても変わるとは思うが、ネタを作るのもダンサーの一つの大きな仕事。ダンサーは「食材」を作り、それを「料理」するのが振付家ともいえる。


JOU補足情報
「振付家は編集者である」(エンドウサト)という言葉もあった。おそらく日本では、振付家というと「振りをつける」=「動きの殆どを決めて、与える」という役割であるとの認識が内外ともに多い。もちろん、そうでない人もいるし、その度合いはそれぞれ異なるが。




Q: 集団での創作について。カンパニーの中で、ディスカッションを通じ、作業を重ねてものを生み出すという流れや、そこで得たものは普遍性を持つものなのか?他の振付家との作業をした時は、どうなのか?

A: ディスカッションを重ねながら、身体を動かし作っていく、という形態はフランスではどこでも同じだと思う。ただ、その内容については、振付家の求めるものによって全く異なるので、それまでに培ったものがよそでは通用しないこともあるし、有効なこともある。


Q: 基礎対応力とは?

A: 身体能力。身体をどう動かせるか、ということ。


JOU補足説明
日本の事情として、「動きを作る=振付家として作品にまとめる」という図式が広く認識されている。ということは、フランスと比較した場合、動きを料理する過程や、作品を熟成させる過程をすっ飛ばして、即公演、本番、となりがちなので、多くの場合、まだ青いままの「動き」が「作品」として認識されている、というのが現状なのかもしれない。

「動きを作った人間がそのまま振付家として認識される」という日本の認識と、
「動きを作るのはダンサーの仕事。それを料理(演出・構成)するのが振付家の仕事」というフランスの認識との差を感じた一連のQ&Aでした
この認識の差は、同時に、「動きが作品になり、作品が熟成される時間と過程」が、認容されているか否か、という環境の差にも繋がっているような気がします。




Q: フランスのダンサーの傾向はどうか?日本人との違いはあるか?

A: いくつもある。
基本的にフランス人は国民性としてよくしゃべり、ユーモアもあって、町中で出会った他人同士で長話することもある。そのせいか、デュエットをしても、とても柔らかく通い合う。これが日本だと、2人のダンサーの間に距離が見えてしまうことが多い。
そして、ダンスがうまい。筋肉の質が違う。体にもボリュームがあり、動くと大きく柔らかい。なので、たいしたことをしなくても、その身体と、そこに感じられるコミュニケーションとで、とても良いものになることが多い。


JOU補足説明
コミュニケーションの時間をたっぷり取ることは、同時に、非生産的な無駄な時間を過ごす、ということでもある。日本の高度成長の影には、「無駄な時間をなくす」的な、たゆまぬ努力があった。それを可能にしたのは、日本人の緻密さ、正確さ、段取りの良さ、という能力の高さ。それは、劇場を借りるわずか1日2日の短時間で、作品を完成させてしまうという演者、スタッフ両方に言える、仕込み能力にも反映されている。だが、その反面、無駄話や深い議論の後に醸し出される相互理解の成熟性といった質感は、環境上、育まれ難いとも言える。




3: system information (education, creation, presentation)あちらの仕組み

-7.劇場のシステムークリエイション環境(場所、支援形態)

自分がいたル・アーヴル国立振付センターは港町にあり、巨大な倉庫を改修して作られた。1階には、天井の高い大スタジオと客席スペースがあり、公開リハや公演、フェスティバルもそこで行われる。中2階には、制作室と舞台監督室、2階には小スタジオとビデオルームと経理室。朝のウォームアップは小スタジオで行なう。ビデオルームはアーカイブにもなっており、過去の作品のチェックなどが出来るので、再演の前にはダンサー達が集まって思い出し・確認作業をすることも。3階がダイニングキッチン。他にプロデューサーと芸術監督が共同使用している部屋があり、ミーティングなどはそこで行なう。

余談だが、フランス人は一般的に広い空間を好む。モノを少なくし、センスよく、「見せる」整理整頓が上手。家の中は土足だし、友人などが訪れる機会が非常に多くて人目に触れるため、きれいにしているのではないだろうか。その辺りの住環境意識は、日本人と逆なのが面白い。




-8.公演の支援環境(ツアーのこと、カンパニー運営環境など)

センターの運営は、国の補助が半分、残りは地方や市などの自治体でまかなわれている。常駐メンバーは、芸術監督1名、プロデューサー1名、舞台監督1名、制作・経理などのスタッフが4名、そして毎朝来てくれる掃除婦が1名いる。衣装、音響、装置、舞台裏スタッフ等は、プロジェクト毎に依頼する。ツアーの時は、裏方スタッフ2名が外注で、一緒に回る。

ツアー先は、国内またはヨーロッパの国がメイン。他の振付センターで公演することはない。これまで回ったのは、国内では主要な町はほとんど網羅し、国外ではイギリス、スペイン、ポルトガル、日本など。変わったところでは、南半球、マダガスカルの隣のレユニヨン島にダンスフェスティバルで招待された。踊った作品は、観客がダンススペース内に入ってくるスタイルのもので、現地のおばちゃんが日本人を珍しがってか、鼻や耳を無邪気にさわってきたのには驚いた。


Q: 世界の中でも芸術を牽引してきた国ともいえるフランスだが、何年から国立振付けセンターは設立されたのか?

A: 80年代。


Q: そういう歴史があるから、他の国のダンサーを引き寄せるのだろうか?

A: そうかもしれない。例えば自分の時は、カンパニーはまず移民局に雇用申請をした。そういう社会的なケアが当然のようにアーティストに対して行なわれている。


Q: 2004年、2005年以降、フランスも変わったと聞くが?

A: 失業保険制度を廃止するという動きがあったが、アーティストが結集して反対抗議運動した。それを受けて、廃止ではなく、受給条件を厳しくする措置に変更された。

JOU補足説明
近年では大統領も変わり、事情はだいぶ厳しくなってきていると聞く。滞在許可が下りずに、あきらめて帰国する外人居住者も多いという。国立系で仕事を保証されたアーティストと、市井で活動しているアーティストとの苦労の差という話も耳にする。いずれまた、違う状況で活動してきた方からもお話を伺いたい。




Q: 日本では、ダンス公演は1日、多くても3日間というのが多いが、フランスではどうか?

A: 1回の公演は、少なくてもだいたい2~3回。ただし、一度作った作品はできるだけ多く売って、再演を図るのが常識。同じ作品を、翌年、翌々年に踊るということもある。その経験からの実感として、作品は、再演を重ねて成長していくものである。その間に振付家も改良を加えられるし、ダンサー側も、何度も踊っていくうちに理解が深まり、その作品のなるべき姿へと近づいていく。「作品が成長する」という感覚は、フランスに行って初めて気づいたことでもある。


Q: 日本で再演というと、初演と抱き合わせでそのままツアーという事例が多いように思うが、フランスではどうか?

A: フランスは、作品を作りながら、あるいは作る前から売り込んでいき、再演のタイミングというのは本当にバラバラ。


JOU補足説明
日本で再演やツアーが行われ出したのはここ10年のことで、JCDNの国内巡回フェスティバル『踊りに行くぜ』の功績が大きいと思う。それまでは、よっぽどのことがない限り、再演やツアーは起こりえなかったと言ってよいと思う。

指摘にあるような、それ以外での単独国内ツアーは、一部のプロダクションで起こり始めているが、欧米の状況に習って、そのやり方を取り入れている印象を受ける。日本では、やっとそれらのことが起こり始めたばかり、と言えるのではないか。今後の発展に期待したい。

また、ここでも繰り返し、『クリエイションから上演、再演までの長い時間をかけて、作品を成熟させることのできる環境が、フランスにはある』ということが、改めて認識されたように思えるのも、興味深い。





-9.ダンス教育の環境あるいはシステム

自分はいきなりカンパニーに入団したので、学校のことはよく知らない。センターのある地域に関しては、エルヴェは、町の人へのダンス教育を行なっていた。それはセンター常駐の芸術監督の義務でもある。市民対象のオープンクラスや、子供を呼んで公開リハーサルなどを行なった。バスで来た子供たちに、新作の出来上がった部分30分ぐらいを見せて、最後に質問コーナーなども設けていた。

ダンス学校は、基本的にはプロになるための学校で、エルヴェのダンサー達は皆、そうしたダンス学校を卒業している。ダンス学校を出ていない自分は「独学」扱いで、メンバーの中では、特殊なケースだった。フランスでは、ダンス学校を出て、オーディションを受け、カンパニーダンサーになる、という道が明解にある。


Q: プロフィールに、ダンス教師の国家資格と書いてあったが?

A: フランスにはコンセルバトワール(音楽ダンス学校)などの公的なダンス学校がたくさんあり、そこで教えるには、例外もあるが基本的には国家資格が必要で、自分はそれを取得した。講習は200時間。講師はのべ10人ほど。内容は、実技が多いが、児童心理学などの講義もあった。じっくり掘り下げるというよりも、広く浅く、様々なダンスWSを受講した。後半に入ると自分でクラスプログラムを作り、年代の違う子供を呼んで実習を行なった。

フランスでは、学校があるのは月火木金と土曜日の午前。したがって水曜日や土曜日の午後に習い事をすることが多く、そこでダンスに触れる子供も多い。その後、その道に進む場合は、15才でコンセルバトワールなどのダンス学校に入る。


JOU補足説明
15才からフルタイムで専門的な教育を受けて来た人間が、フランスのアーティストになるとするなら、その素養の差は、一目瞭然なわけである。
が、一方では、特に音楽などに関して「コンセルバトワールの教育では、理論が先行するから、頭でっかち。どうかと思う」というフランス人の意見も耳に届く。その辺りの情報は、将来、音楽アーティストもゲストに迎えて、ぜひ伺ってみたい。



Q: 評論やメディアの体制はどうか?

A: 公演初日の翌日、新聞の文化欄に必ず批評が載せられる。2日目以降の客足に影響もある。評論は個人名明記で書かれている。


JOU補足説明
「新聞の批評がオンタイムで出る為、観客動員にも繋がる」という情報は、これまでの会でも、繰り返し話されて来た。諸外国では、新聞の批評体制がタイミング的には公演と直結して行われているということになる。


Q: フランスでは、アーティストとして将来的にどのような道があるのか?

A: 振付家になったり、講師になったり、ずっとダンサーとして活躍したり、裏方に転向したり。あとは、マッサージ系の職に就く者もいるし、完全に転職する者もいる。




4: individual future 今後の活動、将来プラン、目標

  -10.ダンス活動の今後の予定など
教える機会を設けていきたい。特に子供を中心として。日本にはコンテンポラリーダンサーという職業はないので、プロにさせるためのクラスではなく、身体を気持ちよく、深く、そしてアーティスティックに動かすことで、なにか救われる子供や大人たちがきっといるんじゃないか、そんなふうに思っている。ダンサーとしては、それほど欲はない。もう十分に踊った気もする。
が、ちなみに今年の12月11日に日暮里で、JOUと、振付家であるもう1人の友人との3人で踊る予定がある。




JOUより
以上、淡々と丁寧に穏やかに、しかし明確な言葉を紡いでくれた、若生氏のトークに、時間はあっと言う間に過ぎてゆきました。今回は、ダンスに興味のある学生や、美術や映像等、異分野からのご参加を多く頂き、新鮮な質問も活発に交わされ、非常に充実した時間となりました。ご来場の皆様、いつもご協力くださっている青山劇場、ゲストの若生氏、各位に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
  1. 2010/06/23(水) 18:35:31|
  2. 海外在住アーティストの話を聞く会
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月が満ちゆく

午後から雨になるという予報を裏切って、
夏の始まりのような、しかし、少し曇やかな1日。

お昼に、ほんの気持ちばかりの親孝行をし、
午後からはリハーサル。

自分の身体と向き合う時間。

ゆっくりと、どこまでも効率悪く、流れる時間。

何ひとつ、はしょることもできず。

身体とは、コツコツとやっただけ、
掘り下げて意識しただけ、
のものしか
表出することができない、
バカ正直な物体である。

その過程をすっ飛ばして、効率良くやることの無意味さ。

身体や意識とは、そういうものである。


一通りの無駄な過程を経て、
やっと辿り着ける境界がる。

その繰り返しで、螺旋のように、ぐるぐると回りながら、
少しずつ、少しずつ、いつの間にか進んでゆくのだ。

月が満ちゆき、また欠けてゆく、その繰り返しのごとく。

同じことを延々と繰り返しているようで、
しかし、気がつけば、風景が違う。

そのような世界に生きている。
  1. 2010/06/22(火) 22:58:41|
  2. 日記
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2010夏至

昨日、オールナイト明けて、明るい光の中、帰宅。
数時間の睡眠をとり、
清澄白河にある東京都現代美術館へ。

フランス人の振付家が行なったWSのショーイングと
その後のトークを途中まで拝聴しました。

で、その振付家、
舞踏の創始者、生前の土方巽さんの
カンパニーの番頭さん的立場におられて
土方舞踏を継承伝達している
和栗由紀夫さんのWSを受けたりと、
自分でも舞踏リサーチのようなこともしているようでした。

WSのテーマは、「伝達」。
「真似」とは違う、
と本人曰く。

で、実際やっていることは、
動きの伝言ゲームみたいなことでした。

今年の1月に公演した河村美雪さんの作品
「美しい雪」に出演した時に、
自分でもやっていたので、
同じルールの実践を、
外から見るのは、興味深かったです。

アフタートークで「伝達と真似は違う」、
ということを、彼は強調していましたが、
そうしたWSの根底には、
「舞踏というスタイルを学び、
それを自分達の世界にどう伝達するべきか?」、

彼自身も、探っている過程の現れなのではないか?

というような気がしてきました。




夕方は、銀座のアップルストアで、ムサビの映像学科、
シャルルゼミの発表イベントに顔を出しました。

若い卵達の感性と存在が、瑞々しかったです。

育てることの尊さを思いました。




一夜明けて、ぐだぐだな始まりでしたが、
今日は夏至。
1年で1番長い太陽の光に
多いに助けられ、リハーサル。

夕焼けの美しさは、本物の芸術です。





夜は、相方の手料理、
チンゲンサイと豚肉の中華風炒め。
相変わらず、地味ながら、旨い食卓。

そんな夏至の日でした。
  1. 2010/06/21(月) 22:11:31|
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深夜会の後

昨夜の最終電車で、会場、喫茶茶会記へ。
ワールドカップサッカー観戦で盛り上がる東京の片隅の
小さな喫茶店で、静かなオールナイトが始まりました。

店主挨拶によると、
「いつものように、
熱くしゃべり過ぎることばかりでなく、
静かな長い時間を」

という試みで開催された実験的アートイベント。

エンターテイメントからはほど遠い
映像作品や演奏を寡黙に鑑賞した皆さんと、
合間の休憩で、ストレッチミニ講座を
担当致しました。

インドアキャンプ、あるいはお泊まり会のようなノリで、
ついついおやつを買い込んで行った自分でした。

が、店主の狙い通り、実に静謐で濃厚な時間でした。

寡黙な長い夜の朝、天気予報の雨を裏切って、
明るい朝日の日曜日の町を歩いて駅まで。

白熱した議論や、刺激的でわかりやすい何かが
演出されていたわけではありません。
が、何かこう、淡々と、それでいて中身と流れのある、
ひと晩という、「長時間の作品」
とも呼べる、静かな時間の流れがありました。

言葉にし難いですが、空虚的でありながら、
空虚と真逆の充実感と面白さが充満していました。

なんだろう、この体験。
わかる人にはわかるが、わからない人には絶対わからない。
ストライクゾーン、狭すぎっ(笑)。

ザ・松本充明 in 茶会記ワールド。
茶会記、本当に奥が深い場所です。
midnight silence ←click
  1. 2010/06/20(日) 22:50:18|
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Odorujou Shared WS vol.2

It was great experimental time in 2010 !

Leading by:
■Kimiko Otaka (contemporary art and dance/flying trapeze)
http://www.kinetimix.com/
■Keisuke Kanai (Art circus)
http://keisukekanai.blog87.fc2.com/
■Yasuyo Mochizuki
http://blog.livedoor.jp/ahuri_theatre/
■JOU (contemporary dance)
http://odorujou.net


about the WS
http://odorujou.blog100.fc2.com/blog-entry-1210.html


  1. 2010/06/19(土) 22:22:49|
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公演無事終了!

昼の会の前に、全体通しリハーサル。

じゃんけん、勝ちました!

対戦相手、残り1枚であわや全裸。

そうとう面白かった。


昼の会本番は、ほぼ同点で、
順番に負けたり勝ったり。

これも相当、面白かった。

まじジャンケンなので、ついつい熱中して、

本当に、まじモードです。


夜の会は、出番がほとんどなく、寂しい限り。

対戦相手がやりたがっていたので、

最後のご挨拶の時間、出演の皆さんが勢揃いして

順番にお辞儀している時に、

隅っこの方で、ずっとジャンケンを続けていました。

互角勝負で、最後の「ありがとうございました」

の時には、対戦相手は、パンツ一丁。


何やってんだか。

遊びモード全開で、千秋楽を満喫。


ご来場の皆様、本当にありがとうございました。





  1. 2010/06/18(金) 22:16:14|
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武元公演初日

今日、初日。

いろいろわからないまま、とりあえず、できることをやりました。

出番は、最初の作品のお世話係と
途中の通行人役と、
最後のフィナーレの野球拳。


明日も、
発表会で美しく踊る皆さんを、
敬意と愛をもって、事務服で
見守りたいと思います。




野球拳は、打ち合わせ無しの
マジじゃんけんでしたが、

今日は、なんと、全敗してしまいました。

あまりきれいに全敗したので、そういう演出だと
ほとんどの方は思われたみたいです。

が、本当に、全敗。

あり得ない現象でした。

じゃんけん弱っ。


明日は、野球拳ダンスできるのは昼の会だけらしいです。

夜の会は、撤収時間の関係で、おはしょり(笑)。

明日の午後こそは、じゃんけん、勝ちます(きりりっ)。

  1. 2010/06/17(木) 22:29:32|
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黄金色の夕陽

梅雨空の雨模様で始まった今日、
日中は夏日、
そして、夕方は黄金色の美しさ。

日本橋から神田、自転車で走りながら、
見惚れました、金色に輝くビル達。

宵の口には、細い三日月と、一番星。

くっきりと空に浮かびます。


三日月を見る度、忘れられない学校の試験問題を、思い出します。
「南半球で見える三日月の形を書きなさい」

そう言われると、どの向きをしているのか、
心もとなく、
最後の最後まで、考えに考えました。

何か正解だったのか、
それは覚えていないけれど、
考え抜いたあの時間と
その問題だけは、
いつも思い出します。

今思うと、粋な先生だったなあ。




「カップヌードル5つ食べられるかい」
と、ジャミロクワイ。

これ、作る人達、かなり楽しんだでしょい。

日清 カップヌードル Jamiroquai 編←
  1. 2010/06/16(水) 21:45:21|
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ヴォイスパフォーマーなるか?

17-18日の大井町きゅりあん小ホール
武元賀寿子さんのダンス公演。

今日、劇場でスタッフ下見と場当たり。

参加するのはライブパフォーマンスの部分で、
これは、毎回、飛びだす武元指示に従い、
振付けの決まっている人はそれをやり、
そうでない人は、即興的にパフォーマンス
しているものです。

私は今回「バラ組」さんチームとか。

踊るというより、拡声器でしゃべったりします。

ヴォイスパフォーマーとしてデヴューか?

と言うと、本当のヴォイスの方に怒られそうですが。

小作品の多くは、武元振付や演出に寄るもので、

小作品集的カンパニー公演に近い形相。

こうして見ていると、

「人に振付けるっていいなあ」と

そんな気になります。

公演のお知らせはこちら←
  1. 2010/06/15(火) 22:08:23|
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ドッグ・ファイター

今週17-18日に参加する公演。

遊びのライブパフォーマンスシーンに出るだけなのだが、

「(前回、突発的に生まれた)野球拳デュエットやらない~?」

と、総監督からメールリクエストが。

リクエストには誠心誠意お応えするのが、ダンサーの役目でございます。

野球拳を想像する時に、盛り上がる曲を探してみた。
羽田健太郎氏作曲のドッグ・ファイター。

元気のない時も、元気倍増しそうな80年代大爆発のスグレ曲。

良い仕事されとるわ~...と、ハネケンさん情報を検索してみると
今年6/2が3回忌だったそうであります。
敬意を表して、ぜひ、この1曲。
マクロス ドッグファイター←click here
  1. 2010/06/14(月) 23:22:04|
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強くなるために

お人好し生活を続けて、確かに言えること。

「人のために惜しみなく何かをしてあげることで、人は強くなる」

ただし、やってあげることに、見返りや計算が働いている場合は、無効。


「そこまでやっちゃうか~」

というほどやり切った後って、

自分に対する厚い信頼と愛が生まれる。

「こんなことできるんだ、私」とばかりに。


「やる」としたことをやり遂げたことが、自分の強みになってゆく。


例えば、著作権なんかあるけど、
アイディアとか盗まれたり持ってかれたりしたとしても、
それをその人が上手にパッケージして広めてくれたら、
それはそれで、世界的にはいいんじゃないか、とも思う。
(諸問題はさておき、超ざっくりな意見ですが)

その人にとっても、
借り物は、所詮、借り物。

どんだけ周知になっても、根っこが違う
接ぎ木なのだから、長くは続かないんじゃないかと。



物まねや借用でない、
自分の心から出て来た何かを持っていること。

それを実行した時、
それらはすべて、自分の強みになり、自分を支えてくれる。




逆もしかり。


  1. 2010/06/13(日) 22:39:40|
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スローライフ☆シンプルライフ

とりあえず、1つずつ。
とりあえず、少しずつ。

食べていければそれで良いので。

好きなことを、やる。

仕事は、質を充実させたい。
生活も、潤いと余裕をもって楽しみたい。

別に金銭的な贅沢をするということではない。
時間と人間関係に関しての潤いと余裕。

毎日を大切に。

それでいい。
それがいい。
  1. 2010/06/12(土) 22:08:16|
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ムサビ前期最終日

武蔵野美術大学
メディアアートの授業のお手伝い。

2010年前期の授業担当分、

本日で無事に終了しました。

美大生って、ちょっとのきっかけを与えられただけで、

膨らんだ風船に穴があいて飛んでくみたいに

しゅるるるっと、良い意味で走り出してくれます。


自分としては、後々応用のきくベーシックなことを

かなり駆け足で伝授した感じ。

本当はもっとゆっくり、身体のことを伝えられれば良いのかもしれませんが。

まあ、ダンスを目指すというわけでもないので、

プログラムの合間に、基礎知識&ベーシック体験を擦り入れる感じで。

後々役に立ってくれれば、本望です。


新鮮で、刺激に満ちた3週間でした。

楽しかった。

どうもありがとうございました。
  1. 2010/06/11(金) 22:30:16|
  2. 日記
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武元賀寿子さん主催"はじめの一歩会DX"

武元賀寿子さんのお弟子さんの小作品発表会
+所縁のダンサーの皆さんによるライブパフォーマンス。

ライブの方に参加させて頂きます。
いつも、何がどうなるか、ドキドキわくわくな時間です。

2010年6月17日(水)19:00 & 6月18日(木)15:00 / 18:30
2010
June 17th 19:00 atart
June 18th 15:00 & 18:30 start

kyurian small hall
きゅりあん小ホール

Ohimachi station (JR/ Tokyu Oimachi line)
大井町駅徒歩6分
6min. walk
map

SEIYUの階。
same floor of Seiyu super market.


チケット:
Ticket
前売り3300 yen in advance
当日 3800 yen at door

for more info.
dancevenus@aol.com
080-3512-8897

公演リハーサルの途中経過はこちら←

初日の様子
こちらをクリック←





ところで、こういうPVの再利用もありですね。
ジャミロクワイ、相変わらず良い動きだ。

カップヌードル5つ食べられるかいージャミロクワイ
日清 カップヌードル Jamiroquai

http://www.youtube.com/watch?v=1RS2pgJoCk0
  1. 2010/06/11(金) 00:18:26|
  2. imporvisation live 即興パフォーマンス
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青い鳥

ユートピアなんか、どこにもない。

どんなにうらやむような状況にいる人だって、

その立場なりの苦労や不幸が必ずある。

それにどう対峙し、

それを、どう解釈するか、ということ。

皆、日々、戦っている。


だから、安直に「羨ましい」などという言葉を口にしてはいけない。

そう思っています。


だから、小さな幸せを、大きく喜ぶ。

何度も大切に反芻する。

そういうことなんです。

  1. 2010/06/10(木) 21:40:09|
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Kseniya Simonova's Amazing Sand Drawing

ライブドローイング。
上手~。こりゃ、見入っちゃうわ~。
日本でも、ウケそう。

Kseniya Simonova's Amazing Sand Drawing
  1. 2010/06/09(水) 13:20:43|
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深夜会 (midnight silence)

だらだらと、静かな夜更かしをするイベントです。
別に踊りません。
以下、茶会記店主さまより


2010年6月19日(土)

深夜会 (midnight silence)


6/19 23:55ー6/20 5:45

1500円 (お茶・フォンダンショコラ付)

会場:喫茶 茶会記
http://sakaiki.modalbeats.com/


本当に思い出に残る夜のちょっと奇異でやさしい記憶を提供できればともいます。

ライブルームではお茶とフォンダンショコラを嗜みながら会話は厳禁。
映像とサウンドに身を任せるのみ (喫煙不可)

喫茶室ではささやきのみ可能、


コンテンポラリーダンサーJOUによるストレッチと問題解決カウンセリングを。
http://odorujou.net/

喫茶室担当 : アンジェラあゆみ

----------------------------------------
ライブルーム内容

文学や思想に、何らかの形で関連性を持つ幾つかの映像、音響作品を聞き、見る。
孤りになる、蘇るということ、共有しながらも分かち合えない、心理的時空間。
または或種の経験。

案内人:松本充明
----------------------------------------
幾つかの指標。
・factura(視聴覚作品):松本充明 ← 仏人哲学者Jean Grenierの随筆、ケルゲレン諸島
・L'intervalle (映像作品):Marc Plas 吸血鬼をモチーフに、極限状態、不安、再生まで、
見る感覚を押し広げて行く。
(日本初公開作品、尚作者のPlasはパリ在住の映像作家、主演のLou
Castelはヨーロッパのユニークな俳優で、イタリア、フランスのヌーベル・バーグ、現代作品を通して高い評価を受けている。)
・松本充明、音響作品(生演奏)
・その他作品上映あり。


※modalbeatsでもある松本さんとの
茶会記初の深夜イベントです。
アンジェラ一派~
新宿三丁目深夜乙女集団とお会いできるかもしれません。
modalbeatsの方々にもお越しいただければ
幸いでございます。
松本さんはフランス仕込みの即興演奏プログラムで次々と
茶会記での興行を成功されております。
  1. 2010/06/09(水) 13:07:51|
  2. News お知らせ
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JOU Special WS 2010年上半期

ダンスの道

6月のWS
6/2(水) , 6/8(火)


13:00-14:00 初心者クラス 1000円
14:30-16:30 中級クリエイションWS
 2000円


神田周辺

要予約 odorujou@yahoo.co.jp

2010年上半期のWSは、これで終わりです。
経験不問。お待ちしています!

time and menue

special beginner's dance class
13:00-14:00 (door open by 12:45)
basic

Dance Workshop
14:30-16:30 (door open by 14:15)
training and creation

please contact/reservation:
odorujou@yahoo.co.jp


4月の情報はこちらです→JOU WS April

5月の情報←




2010年上半期、WS、今日で終了!
いろいろな出会いと熟成の、
本当に貴重な時間でした。

来て下さった皆さん、本当にありがとうございました。

また、8月になったら再開する予定です。

ぜひ、いらしてください!
お待ちしています!!
  1. 2010/06/08(火) 19:58:59|
  2. WS / Teaching
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ケイタケイ作品感想

2010年5月。
BALの企画で、感想文、書きました。
文章書くことは、好きです。

http://balartistscritic.blogspot.com/search/label/Critique
  1. 2010/06/07(月) 20:34:54|
  2. 日本の芸術事情
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代々木公園青空即興

富士栄さんという方の即興に、参加します。
お天気ちょうど良いといいな。



「代々木公園青空即興セッション」
2010年6月6日(日)、雨天順延、予備日の翌週13日(日)開催。 
2010年6月6日(日)に予定通り開催できた場合は、13 日は行いません。
  13~17時。
 12時40分、原宿門集合、途中参加歓迎。
 参加費無料。

 場所。
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/map039.html
 渋谷門から入ってぶちあたる中央広場の「大きな噴水のある池」を越え、垂直に右に曲がったドン突きの、明治神宮との境目付近の、樹のうっそうと生い茂っている辺り。

 お願い。
 代々木公園はアンプの持ち込みが出来ません。
 ジャンベとかの練習をしているグループはいるので、それくらいなら大丈夫でしょう。
 ダンサー、アコースティック楽器、その他のジャンル、全て歓迎いたします。
 みんなで楽しくセッションしましょう。
 わたしがタバコが全く駄目なものですから、喫煙エリアは限定させていただきます。

 呼びかけ人(あいうえお順)
 荒枝志津 度々、鐘岡美心(ダンサー) 6日のみ
 加藤”チャーリー”千晴(鍵盤ハーモニカ、ヴァイオリン)
  坂田洋一(映像撮影) 両日
  JOU(ダンサー) 6日のみ
 細田茂美(ギタリスト) 6日のみ
 富士栄秀也(ネイキッドヴォイス) 両日
 MEW(パーカッション) 13日のみ

参加者
臼井彩子、山崎麻衣子、他
 
 映像撮影   坂田洋一 両日
 スチール撮影 窪田浩一 6日の限られた時間のみ

 取りまとめ人
 富士栄秀也(ふじえ ひでや)  090-2915-8647(9~21時) nakedvoice0@gmail.com

  mixiにコミュを作りました。
 http://mixi.jp/view_community.pl?id=5043342
 参加希望の方は、こちらに入っていただき、自己紹介などいただければと思います。
 
  1. 2010/06/06(日) 02:24:43|
  2. imporvisation live 即興パフォーマンス
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土曜日の染み入る時間

今日は、東神田ファミリーバザール。
http://www.family-bazar.com/index.html
住民としては、非常に気になる所だが、泣く泣く素通りして、
四谷に行きがてら、近所のおせんべい屋さんで、
お気に入りの揚げ煎餅を差し入れに買う。

四谷三丁目に行くのに、乗り過ごし、信濃町から歩く。

文学座を過ぎた辺りにある、古いパン屋さんで、クリームパンを買う。
「今日は神輿だから大変だよ」
と、パン屋のおじさん。

カフェ茶会記に向かう途中にも、祭りの町内会テント。

ご近所さん達が、法被着て、張り切ってる。

良い日だ。


第2回クロワズモンフェスティバル
http://croisement.blog129.fc2.com/

1人ずつ順番に、即興ソロをやるという会である。

この会についていうならば、
例えば、心の扉を、外側に押し出すしかない人には、ちょっと辛い会かもしれない。

ここでの楽しみ方の極意は、心の扉を、内側にそっと開けてみる感じなのだ。
それができる人なら、まず間違いなく、派手さこそないが
深く刺激に満ちた時間を楽しめる。

ちなみに私は、何も判断せず、ただ、その場に寄り添うようにして
お手伝いさせていただいている。
静かな豊穣な時間である。




帰りに、同じ四谷三丁目の坊主バーへ。
http://vowz-bar.com/

飲んでいる時、説法とお経の時間があった。
お題で
「お金」をリクエストしたら、なかなか面白くまとめてくれた。

「どう使うかが問題である」と。
「お金は欲望の匂いがする。自分の欲望を離れた所で使えた時、仏の真似が出来る」

「坊主になるのに98万5千円払ったが、数字的には元が取れた、人生として、人間としてはどうかわからない」

という具体的かつぶっちゃけな話が、一番面白かった。

こういう説法って、究極の「即興ソロ」だ~。

面白い。

バーに入った時、坊主バーの下の道を、御神輿が通り過ぎた。

神様が降りて来たような感じの、不思議な豊かさに満ちた夜。
  1. 2010/06/05(土) 22:50:11|
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6/4、金曜日。

メディアアート演習、来週で前期終了。

あっという間だ。

今日は、少しの身体を動かすヒントを与えただけで、

学生諸君が、イキイキと動き始めたのが、素晴らしかった。

授業に来ない子もいるかと思うと、

凄い勢いでぐんぐん、教わる以上に

いろんなことを吸収している子もいる。

人生そのまんま、見てるみたいだ。

何が良いとか悪いとか、ではなく、
同じ環境の選択をしても、
本当に人それぞれに、
そこから得る世界は違ってしまう、
ということ。



月に1回、そんなゆるい長いスパンで、リハーサルに参加している作品がある。

今日は、1ヶ月ぶりの再会。

それでいて、少しずつちゃんと、シーンが出来て来るのが面白い。

いろんな作品の生まれ方があるのだ。






明日は、相方の主催する

第2回クロワズモン・フェスティバル。
http://croisement.blog129.fc2.com/

気楽なお手伝いで会場にいま~す。
  1. 2010/06/04(金) 23:52:39|
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メディアアート演習

ご縁あって、今年、ムサビ(武蔵野美術大学)
のメディアアートという授業のお手伝いをさせて頂くことになった。

自分自身、メディアアートのプログラムができるわけではないが、
不思議と、たまたまお呼ばれするコラボレーション現場で、
そうした技術をパフォーマンスに生かしつつ踊る、
ということを、何度となく、経験させて頂いている。

プログラムの中で、1つのファイルともう1つのファイルを共用するために、
数値を合わせる、という作業をするのだが、

それって、人間同士の異文化交流でも、まんま必要な作業。

共通認識のための、数値合わせ。

人と人の場合は、「数値」という簡単なものではなくて、

ちょっとした感覚だったり、

最初の何かひと言だったりするわけだが。

それで、波長が合うなり、理解が寄り添うなりして、

それから初めて、コラボレーションが成立する。


「コンピューター技術は、人間の能力を後追いして進化している」

人間程、精密で、複雑で、よくできた仕組みはない。

つくづく、そう思う。

人間を知る為に、科学があり、

科学を知ることで、人間が違う視点で理解できる。

  1. 2010/06/03(木) 23:47:09|
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プロフィール

odorujou

Author:odorujou
コンテンポラリーダンス作家
振付家/ダンサー
Odorujouディレクター
2009年ソウル国際振付ファスティバルにて、外国人特別賞受賞。

■ダンサー/振付家■
「長い手足、自由度の高い身体、それを繊細にもダイナミックにも動かし、半径1mの円の中で踊り続けて飽きさせない身体のボキャブラリーを持っている。なのに、いきなりマヌケなネタを平気でかます面もあり、気が抜けない」(乗越たかお著:コンテンポラリーダンス徹底ガイド)

■プロデュース■
「Odorujou」時々主宰。すなわち、わくわく心躍る企画担当。「個性ある身体」を起点に、皆さんの問題解決や目標に向けて真剣に取り組み、社会貢献を目指します。
創造的身体資源の開発と芸術文化環境の向上は、世に恩恵をもたらし、個人のより良い生活と、豊かな社会作りができるのではないか?

身体不在の現代社会において、コンテンポラリーダンスが包有する、社会にもたらすであろう様々な有益な可能性と、その価値を信じて活動中。

■芸術環境向上企画■
海外の話を聞く会
http://odorujou.blog100.fc2.com/blog-category-8.html
こんなことやってみました。
Independent Artists Japan TPAM2010
http://artistsjapan.blog29.fc2.com/
http://blogs.yahoo.co.jp/dancartscom

■願望
週末はひっそりとする東トーキョー暮らしを愛おしく思う。温泉&旨いものツアー希望。



■WSクラス講師■
基礎身体能力の開発や、即興(インプロ)、コミュニケーション学習、コンテンポラリーダンスなど、様々なアプローチから提案するクリエイティブなWSは、主催者側の要望に添ってオーダーメイドで作成され、語学力と柔軟な発想力にて随時対応可能。
WS対象は、ダンサーやアーティストはもちろん、ダンス未経験の老若男女、学生、子ども、日本人から外人(英語圏)まで、自分のダンスを踊りたい人、人とのコミュニケーションを楽しみたい人、、どなたでも大丈夫。

■クリエイション■
ソロパフォーマンス、コラボレーション、グループ作品の上演、振付なども随時対応。

■最近多く担うお役目
何かと何かを繋ぐ。
全体の中でバランスを取り、足りないものを提供する。
場を浄化させる。
物事を前向きに進ませ、発展させる為の介助。


■お問い合わせはこちら
OdorujouまたはJOU宛にどうぞ。
odorujou@yahoo.co.jp
http://odorujou.net

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