jou日記

コンテンポラリー・ダンサー、振付家JOUの日記です。。。Odorujouダンスパフォーマンス日記

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第三回木野彩子ロンドン事情議事録

開催から1ヶ月以上経ってしまいましたが、記録です。
毎回、貴重な発見のある、未来への種まき会です。
自ら土壌を豊かに耕す準備のための気の長い勉強会。

全般を研究的にカバーした、リサーチ情報ではなく、
あくまでも、1人の日本人が、
外国で芸術活動する中で、
読み取って来た個人の経験談です。

この情報を、どのように活かすかは、あなた次第。

*******
第3回 海外で活躍する日本人アーティストから、
海外のアート環境を聞こう会


2009.1.23(金)
18:30 開場19:00-21:00
ゲストスピーカー:木野彩子
進行:JOU
場所:青山劇場Bスタジオ
参加者数: 20 名
内訳:男性10名、女性10名
職業別:ダンサー実演家:6名、プロデューサー1名、評論家2名、
教員/ダンス教師2名、学生4名、写真家2名、会社員2名
年代別:60代:2名、40代:5名、30代:4名、20代:8名、10代1名
カンパ金合計:11000円

1: before and after はじめの一歩
1. 海外へ行く前の、日本でのダンス活動(ダンス歴)

北海道札幌在住だったので、札幌にあった、能藤玲子先生の下でダンスを習っていました。3-4歳から踊り始め、ピンクレディに憧れていたりしました。中高生の時は演劇部に所属したり、生徒会をやったりと、一時期ダンスから離れていましたが、 郷里を離れ、お茶の水女子大の舞踊教育学科に進学しました。卒業後は、現代舞踊協会の牧野京子先生の下に習い、自作振付け等も始めました。2003年、横浜ソロデュオコンペティションにて財団賞を受賞、青山劇場の主催している日韓ダンスコンタクトなどにも出させて頂きました。その他の活動としては、横浜にあるSTスポット、BankART、赤レンガ倉庫ギャラリーなどで、ソロ作品を主に、パフォーマンスをしていました。やがて、自分自身だけで作ることの限界を感じ、ギャラリー美術とのコラボレーションなどにも取り組むようにもなりました。
生計的には、保健体育の教員として、高校や大学の非常勤講師をしたり、スポーツクラブのような所で教えたりと、ダンス周辺の、主に教える仕事を掛け持ちしていました。

-2.海外へ行く事になったきっかけ
2004年、文化庁の在外派遣研修員として、国からの助成を頂き、フランスへ滞在しました。最初はピーター・ゴスのスタジオに通い、そこで、フェルデンクライスメソッドをベースにした、ジョゼ先生という先生と出会いました。期間的には、8-9ヶ月の滞在でした。

-3.最初のダンサー契約のこと
フランス在住中に数々の公演を見に行きましたが、その中で、ラッセル・マリファントの作品に興味を覚え、自分のDVDを送りました。後日、オーディション通知が来て、ロンドンへ受けに行きました。2005年8月頃、まだ研修中の身の上だったので、研修先をフランスからロンドンへ移すということで許可いただき、2005年10月に正式契約しました。
当時、シルヴィー・ギエムとのデュエット作品で一躍有名になった振付家ラッセルのカンパニーの「トランスミッション」という、2007年まで続くプロジェクトに参加しました。ラッセル氏は、同じダンサーを使い続けたいという方針で活動していますが、カンパニーダンサーは、年間契約ではなく、ツアーがある時のみの期間契約で、その時々のツアー状況によって、契約は2ヶ月だったり、3ヶ月だったり、1ヶ月だったりします。私は、6ヶ月毎にビザの更新をしています。

ヨーロッパにおいて、ラッセルの様な中小企業的カンパニーでは、特に多い形態なのですが、いわゆる、パートタイム契約で、3ヶ月とか、プロジェクトベースでの契約が、一般的です。これは、ダンサー自身も、多くのカンパニーを回りたいという欲求もあり、振付家自身も、違うダンサーを使いたい、というお互いの需要と供給が合致している契約形態といえます。

ラッセルカンパニーに関しては、継続的とはいえ、一定期間毎の契約になり、契約期間外は、無償です。外国人は、ワークパーミット(労働許可証)の関係上、他では働けないので、その期間をどう凌ぐのかが大きな問題となります。カンパニー内のEUや英国人は、非雇用期間中は、他の仕事について、食いつないでいます。

通常、プロジェクト(助成金がおりるレベルのもの)では、最低賃金が法的に保証されており、週給350ポンド(週5日労働)から。一ポンドが200円と換算すると、週7万円。ただし現在ポンドが急落したため、かなりやすくなりました。助成金がおりないような個人的なプロジェクトの場合は、そこまでいかない場合もあります。
******************

-4.日本との違い、海外で始めて気づいた事など

日本と海外は、自分にとっては、大きな違いはないです。
海外在住の日本人も多いですし。ただ、ダンスの環境としては、学校があること。ロンドンでは特に、ダンス学校を卒業したダンサー数が多いこと、完全なプロではないですが、高齢でも踊っている人が多いこと。
プロフェッショナルということについては、自分自身でも、何を持ってプロフェッショナルといえるのかわかりませんが…。
とにかく、普通の人がダンスに触れる機会が多く設けられているように思います。

Q:ダンスのための大学受験準備はいつから始めたのか?
A:センター試験は高校3年生から。2年生の演劇経験で、役者からダンスへの進路変換を、改めて意識しました。

Q:大学卒業後の日本でのバイトについて

A:学校の非常勤講師が主でしたが、いくつかの掛け持ちでしたので、日によってスケジュールが違う中を動いていました。他には、派遣会社の事務で電話の仕事や、スポーツセンターの講師など、月の収入は15万円くらいでした。
ダンスの出費は、週3回のレッスン受講料が月に12000円、振付には、学校の施設を使用させて頂いていたので、スタジオ料はかかりませんでした。ダンスによる収入はゼロ、もしくはプラスマイナスゼロ。ダンス作品の美術や道具等の費用で、ロッカーやリノリウムなどで各1万円などを記憶しています。

Q:ビザについて
A:英国では、アーティストビザはなくなり、労働ビザもしくは、学生ビザ。学生の場合は、卒業後2年間の滞在許可というのもあります。この場合は他のアルバイトも含め自由に労働をする許可がでます。その2年の間に仕事を見つけなさいというビザです。もちろん、法律改正に寄って刻々と変化します。ダンスカンパニーとの契約は、会社員として申請し、6ヶ月毎の更新をしています。ワークパミット(労働許可)は、英国内で公演をする時には、例え数日間の公演だとしても必要な手続きです。
6ヶ月毎の申請をしている理由は、6ヶ月以内のビザについては、日本の英国大使館に行かなくてもよく、比較的簡単に取得できるからです。

Q:
ロンドンの生活経費を教えて下さい
A:家賃は月に400ポンドほどです。フラットシェアといって、1つのアパートを3-5人でシェアしています。プロジェクトベースの契約なので、仕事がある時とない時の差が激しく、800~1000ポンドを月の生活費として暮らしています。
*********

■ JOU的補足説明

今回初参加者の中で、ダンサーの生活数字的な調査をしている方がおり、また、暗雲立ちこめる世界経済の状況を反映してか、その方を中心に経済的数字的な質問が続いた。ダンサーおよび、芸術に従事する人々の経済状況を把握し分析する作業は、これまでに整備されてはいないので、興味深い内容ではあるが、この会においては、あくまでも内容を諸外国の芸術環境ということに集約するのが目的であるから、こうした興味深い事象については、この場でというよりは、また異なる研究機会に、ぜひ推進して公表分析して世の中に役立てて頂きたく思います。
ロンドンのダンス環境の日本との大きな違いとしては、法的に、助成を受けたプロジェクトにおいてのダンサーの最低賃金が保証されていること、一般向けのダンスクラス等が充実していること、ダンス学校が整備されていること、などが印象に残りました。
********

2: Living and working あちらの暮らし
-5.カンパニーダンサーの生活(1日、1週間、1ヶ月、1年の大体の様子)


ラッセルマリファントカンパニーについていえば、あくまでも、中小企業的規模のカンパニーなので、ダンサー数も6名。仕事がある雇用期間中は、10:00または10:30から13:00までがカンパニークラスで、カポエイラ、コンタクト、タイチ(太極拳)、バレエなどがミックスされたものをやっています。午後から18時くらいまでクリエイション。再演の場合は、手直し、演目がいくつかある場合は、昼食時間中も、ダンサーは入れ替わりで、リハーサルが続けられることもあります。基本的に夜の稽古はありません。それは、ダンサーの労働条件上の権利として就業時間と週休1回取得ということは保証されています。ただし、地方ツアーの期間中は別です。週休2日で350ポンド。6日間ツアーの場合は、翌週休みか、余分に賃金支給かで保証されます。
基本的に、カンパニーダンサーとしての生活は、クリエイションの後はツアーが多く、移動、リハーサル、公演、を繰り返す生活です。
ラッセルカンパニーのツアー先は、フランスが多く、ついで、イタリア、ドイツ、リトアニア、ハンガリー、2007年にはNY、韓国、また、カナダにも時々行きます。全体的に予算がないので、イージージェットやライアンエアといった安い航空会社で行ける範囲が多いです。
欧州でよく言われるバケイションは、ラッセルカンパニーにおいては、きまったシーズンではなく、仕事がない時=バケイションという状態です。 その状態は年々変化しています。例えば、2005~2007年においては、3ヶ月働き、1ヶ月休み。12~1月はオフでした。2008年は、ツアーのキャンセルが続き、逆に働いたのは2ヶ月間のみ。2012年ロンドンオリンピック開催により、芸術的助成金がキャンセルされる傾向にあるようです。
通常のカンパニー運営の維持費としては、レギュラーファウンディングとツアーファウンディングの2種類があります。レギュラーファウンディング(定期的維持助成)を受ける為には、地域貢献や教育的プロジェクト等、舞台芸術以外での社会的貢献プログラムを推進していかなくてはなりません。ラッセルカンパニーにおいては、ツアーファウンディングを主体にして、芸術的活動をあくまでもベースにしていきたいという意向でがんばっているため、カンパニーとしての安定収入はなく、作品が売れて、ツアーが行えれば、それが収入になる、というところでの運営をしているようです。
***********
-6.カンパニーダンサーに求められること
ラッセルカンパニーでは、クリエイションの期間が長く、テクニカル的に早く器用に動きを覚える能力より、いろんなものに柔軟に対応する能力を必要とされます。また、ツアー期間が長いので、コミュニケーション能力が必要です。語学力というよりは、人間同士のコミュニケーション能力です。
また、舞台上でも、自分自身の色、アーティストとしてこうありたいということをきちんと持っていること。オフの時などに、自分の生き方を持っている上で、カンパニーで働くことが評価されています。作品上でも、例えば、キューバ人と日本人の違いを受け入れ、利用して、自分らしさを出してゆくとか。

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3: system information (education, creation, presentation)あちらの仕組み
-7.劇場のシステム―クリエイション環境(場所、支援形態)
-8.公演の支援環境(ツアーのこと、カンパニー運営環境など)


これらに関しては、カンパニーにおける支援環境と、個人活動における環境と、それぞれについてお話しします。

ラッセルカンパニーにおける支援環境

ラッセルの場合、サドラーズウェルズ・アソシエイトというところが主となって制作的な業務をしています。カンパニーは2年または1年半に一度公演をし、個人プロジェクトとして、シルヴィ・ギエムとロベール・ルパージュとの作品創作をしています。前作の「Cast no Shadow」という作品では、英国の映像作家アイザックジュリアンとの共同制作ですが、サドラーズやフランスの劇場(シャロン)、NYのパーフォラマによる共同プロデュースでした。また、アイザックのギャラリー作品と連動していたりもしています。
このときはサドラーズウェルズがリハーサル室を提供し、予算組みなどします。前回の作品「トランスミッション」では、最初からそれほどの支援はなく、ツアーで回る時は、カンパニーが助成金申請や運営を受け持っていました。
現在カンパニー作品として「Flux,」「small boat」「push」という演目でまわっていますがその場合のプロデュースはカンパニーが、「cast no shadow」の場合はサドラーズがというようにわかれています。「Small boat」は「cast no shadow」 のうちの1作品ですが、他の作品の経費が高いので(プロジェクション/スクリーン等)まとめては予想以上に売れず、のびなやみました。
ギエムとラッセルのデュエット「push」は、ラッセル個人名義で製作しています。そのカンパニー版ということで、アレックスとジュリエットというダンサーが踊っているバージョンもあります。2007年12月には東京バレエ団公演でも上演されました。「Push」ギエム版ツアーは彼女のソロ、ラッセルのソロ、とあわせて4演目(5演目のことも)をセットにして上演しています。
**********

Q:
カンパニー維持のためのグラント(助成)はどうしていますか?

A:年間を通してグラントをもらうためには、社会に役立っているということをアピールしていくことが必要になってきます。ラッセルが、カンパニーを、非営利団体ではなく、営利カンパニーとしていること、その収入を公演活動のみから求めていること、海外ツアーがほとんどで、国内では公演数が少ないこと、といったことは、イギリスでも異色といえます。
普通は、カンパニー維持の為に、大学やダンス学校などの教育機関や、コミュニティ、社会人WSなど、アウトリーチ的なプログラムも含む活動に対して助成を受けています。例えば、プレイスという場所では、カンパニーにスタジオ提供すると同時に、クラスの教え、公演などの機会も提供しています。

Q:チケット料金はいくらですか?

A:サドラーズでは20~40ポンド。1500人劇場です。それでも、スタンバイチケットといって、学生当日券として、15ポンドで売ってくれたりします。ロイヤルバレエは50~60ポンド。プレイスは15~5ポンド。
プレイスには、アーティストデベロップメントといって、集う場所、ネットワークの場所が確保されています。

Q:スタジオレンタルはどれくらいですか?

A:個人でプレイスのスタジオを借りると、1時間20ポンド。約4000円。関係者は半額です。普通の市内のスタジオは、1時間8ポンド。営利スタジオになると、1時間40ポンド。
助成制度の中には、資金ではなく、スタジオ提供という制度もあります。

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■ JOU的補足説明

英国では、継続的助成金というのは、芸術活動支援やカンパニー維持のための資金としてではなく、あくまでもコミュニティや教育に貢献する活動のための資金、という観点から支援される傾向にある、という印象を受けました。ロンドンにおいて、コミュニティダンスやアウトリーチといった普及活動が活発なのも、そうしたことに由来するのかもしれません。
また、限られた土地を持つ島国という共通性の中で「助成制度は資金面だけでなく、スタジオ助成という制度もある」というコトバに、反応していらした参加者の方もいたのが印象的でした。

木野個人の活動における支援環境

ロンドンにあるプレイスという学校と学校付属の劇場が発展した劇場空間があるのですが、そこでは、1~2月にレゾリューション・フェスティバルというのを開催しています。1日3公演114組が30分作品を上演するというプログラムが連日1ヶ月続く企画です。その時々の入場料収入から収益が出たら、上演アーティストにも、少し還元されます。
そこで得た上演ビデオをもとに、若いアーティストは売り込みをしていきます。
プレイスでは、スタジオが10室あり、学校がない夏休みには、貸し出してくれます。コレオドローム企画で申請が通ると、スタジオが1~4週間ほど提供されます。その成果をタッチウッドと呼ばれる公演(リノのない状態でのスタジオパフォーマンス)を行って周囲に披露することが義務づけられています。パフォーマンスに関しては、ギャランティーが多少出ます。
私は2006年のレゾリューションに参加し、2008年のレゾリューションで、作品がプロデューサーに気に入られて、5月に行われた同劇場の春のフェスティバルで、上演することができました。
プレイスプライズ・コンペティションという企画があり、アイディアと3分のビデオをプレゼンするのですが、選別された中からインタビューを受けて、最終的に通ると、プレゼンした作品をつくる機会をもらえます。お金と場所を与えて、作品企画を実現させるという、ユニークなコンペティションです。
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Q:ラッセルカンパニーには営業人員はいるのか?

A:
マネージャーとして一人いますがクリストファー・ウェルデンという他のアーティスト(カンパニー)と兼任です。
営業的な売り込みまでは手が回っていないように思います。フランスに関しては、ツアープログラムをする人が別にいます。
********
Q:アメリカ、カナダ、フランスに関しては、一度知り合うと、人つながりで回ってゆくと言う印象だが、イギリスは、民族性なのか、固い印象を受ける。

A:島国であることのためか、外を知らない、海外公演を知らないカンパニーも多い。
プレイスのディレクター、ジョン・アッシュフォードは、ヨーロッパ・ネットワーク作りの一環として、若手アーティストのためのダンス会議「aerowave」を、最近、始めたと聞いています。http://www.aerowaves.org/
ラッセルカンパニーに関しても、彼が個人で行った先で知り合い、そこからカンパニー公演につながっています。
*********

■JOU的補足説明


-7.劇場のシステムークリエイション環境(場所、支援形態)
-8.公演の支援環境(ツアーのこと、カンパニー運営環境など)

の2項目に渡って、ラッセル・マリファントカンパニーという、中小規模カンパニーの場合と、木野さん個人の場合についての話しを伺いました。
ロンドンでは、スタジオや学校まで持つ劇場が中心となって、カンパニーレジデンスサポートや、個人アーティストへの創作環境および発表の機会を提供するという土壌があるようです。その後、そうやって発表された作品の、ツアー等の営業・運営に関しては、個々人あるいは個々のカンパニーベースでそれぞれが行っているという印象を受けました。
また、地理的には、ヨーロッパ圏内とも言えるイギリスではありますが、島国として独立しているため、地続きのフランス、ベルギーなどといったEU国同士と異なり、国外へのツアーは少なく、これまで個人レベルやカンパニーレベルでのネットワークに頼っていたらしいという点では、ある意味、日本の状況と類似する部分もあるのかもしれません。

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-9.ダンス教育の環境あるいはシステム

英国でのダンス教育は、大学や専門学校内でダンスを学び、卒業後、アペレンティス(カンパニー研修生)を経て、プロフェッショナルダンサーになる、という道が一般的ですが、そのためには、オーディションを受け続けるということをします。教育の現場の多くは、ダンスカンパニーと連動していて、教育プログラムの一部、クラスなどをカンパニーが担っていることが多いです。
プレイスが運営しているロンドンコンテンポラリー・ダンススクールの他、ラバン、ミドルセックス大学、ローハンプトン大学、ロイヤルバレエなどは有名です。全体の印象としては、ダンサー希望者が多く、余剰気味。国外へ出る傾向が見られます。
学校卒業後の宙ぶらりんダンサーへのサポートとして、アーティストデベロップメントがあります。ここでは、ダンサーへの情報提供を行っています。また、プロフェッショナル・ダンスクラスとして、4ポンドでクラスが受けられます。ここで教えると、講師料ももらえますし、ダンサーが教える練習の場所にもなります。これらの運営には助成がなされています。これらの場所は、ロンドン市内に3箇所あります。→プレイス、gDA、シオバーンデイビススタジオ(インディペンデントダンス)

個人的なダンス活動としては、プレイスなどの企画に応募し、その後は、個人で助成申請していくというやり方が一般的なようです。

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Q:ラッセルの仕事のない時は、何をしていますか?

A: カンパニークラスに加えて、自分で何かやっています。
バレエクラスは9ポンドで受けられます。ラッセルが郊外に倉庫を借りてスタジオを作ったので、そこを借りて、ワークもできます。

Q:プレイスプライズについてもう少し詳しく教えて下さい

A:3分間のビデオとアイディアを、ヨーロッパ中のプロデューサーが見て、書類とビデオによる第一次審査で40組が選出されます。さらにそこからプレゼンを経て、全く違う作品の20組が選出され、各組に5000ポンドと15日間のスタジオ提供がなされます。セミファイナルで上演されたあと、選考された5作品は連続上演され、そのうちの1組に、25000ポンド、約500万円が支給されます。これは、カンパニー立ち上げの初期費用としては充分な額と言えます。
ターナープライズという現代美術のコンペにヒントを経て立ち上げたコンペだそうです。
2004年に最終受賞したラファエロ・ボナチェラは、その後、オーストラリアでシアター・ダイレクターになりました。また、その時、観客賞を2分していたホフェッシュ・シェルターは、その後プレイス(300席)→クイーン・エリザベス・ホール(600席)→サドラーズ(1500席)と1年の間に作品を発展させるプロジェクトで成功を収め、今、ロンドンで一番、力があると思います。
私自身は、英国の活動では、自営業者(セルフエンプロイー:独立して働いている立場)になります。プレイスプライズの作品製作の時は、プレイスから労働ビザを出してもらいました。
********
Q:イギリスにアーティスト失業保険はあるか?

A:フランスやベルギーのような失業保険はないです。ただ、契約社員なので、給与の8%がホリデー費用として支給されます。失業保険は、英国人にはあるかもしれないが、ダンサーや外人に適応されるのかはわかりません。仕事を選んでいると思われてしまうため、できないと思います。また外国人の場合、働いていないでこの国にいることは理屈上不可能なことになっています。
ラッセルカンパニーのダンサーは皆、外国籍なので、英国人の実態はわかりません。法的には、英国に5年間ビザを持っていると、レジデントがもらえます。レジデントをもらえると、英国人と同様に自由に働くことができます。
**********
Q:イギリスのレビュー状況はどうか?

A:ダンス公演の記事は、紙面に割と出る。ただ、ロンドンの公演数は日本に比べて少ない。劇場も限られていて、プレイス、クイーンエリザベス、サドラーズウェルズ、ラウンドハウス、バービカン(演劇系)など。Ballet.coというウェブでカンパニー名を入れるとレビュー検索ができます。英語圏に限られますが、アメリカの記事もでてきます。
雑誌は「ダンス・ヨーロッパ」があり、過去作品などの他、これから上演されるメイン記事、1ヶ月間上演された記事が出ます。最後のページは日本語によるサマリーがついています。
新聞は翌日か翌々日には出るので、それが長い期間続く作品の場合、お客を呼び寄せる効果も考えられます。
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4: individual future 今後の活動、将来プラン、目標
-10.木野彩子ダンス活動の今後の予定など


現在、ラッセルカンパニーが経営不振に陥り、今後、どうなるかは全くわからないです。どこかのカンパニーに入るというよりは、個人的には、日本ベースに戻していきたい。腰を落ち着けて、地道に作品を作りながら、人と関わっていきたいと思います。ギャラリー、美術館、野外などでのパフォーマンスを、もっとやって、ダンスを見ない人がダンスを見る機会、ダンスを見る人が美術や他のアートに触れる機会を作っていきたいです。

**********
Q:これから、作る人、踊る人、どうしていくのか?
どうしてラッセルカンパニーに所属しようと思ったのか?

A:作る時は、全く動かず、閉じこもってゆく。他の人の作品を踊る時は、自分にない動きの発見、人から見た自分の発見がある。他の人と踊る中で、自分が何か見えてくる。何かひらめくものがある。どちらも自分にとって必要と思っています。

ラッセルと知り合ってラッキーだったのだと思っています。たまたまかもしれないですが、他のカンパニーメンバーも、自分でも作品を作る人が揃っている。自分でも作るからこそ、作品を作るときにもわかることがある。きっとそれは、ラッセルの作品を、ダンサーとして作る立場のクリエイションにおいても、効果をあげていると思う。
ダンサーとしておどる期間は短いといわれています。
その後の生活をどうするのか?作り、教える、制作に移る、ということも踏まえて、多角的な視点が必要と思う。
***********
Q:外国での日本人コミュニティのメリットとデメリットは?

A:
公演を見に行ったり、クラスを受けに行くと、日本人に会い、話しをする機会がある。きちんと構築されたネットワークというよりは、もっとゆるやかでアバウトなつながり。その土地に行く機会がある時に、泊め合ったり訪ね合ったりしている。
そもそも、ロンドン市内に日本人ダンサーは少ない。5人いないかもしれない。
なので、コミュニティという感じではないです。
***************

■ JOU的補足説明

第1回目、2回目とはまた異なる印象深い3回目では、これまでで初めて「パートタイム契約」という契約でのダンサー稼業と、自作の発表をもしている木野さんからの視点で見た、ロンドンダンス事情が、実直に丁寧に語られた。世のご時世を反映してなのか、たまたま居合わせた人々の興味が集中したのか、今回は特に、具体的な数字などの質問も出て、なんとなく経済色の強い会でもあったが、同時に、踊ること、創作することに付随する根源的かつ人間的な話もあり、非常に豊かな時間であったと思う。
また、今回のトークを機に、木野さん自ら、事前にロンドンのダンス情報を整理して、ウェブにアップしてくれたので、ぜひ、ご覧下さい。http://londondance.blogspot.com/
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  1. 2009/02/28(土) 23:12:45|
  2. 海外在住アーティストの話を聞く会
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芸術的行為

芸術的行為とは、
新しい感覚の体験を通して、
その体験の前と後では、
ある種、違う人間になってゆくこと。

それは、破壊的事故や災害、事件によっても
もたらされる変化ではあるが、
人為的向上的創作的行為により
もたらされる変化体験と定義するとしよう。

その場合、
表現する側においても
観る、受ける側の内面においても、
それは、同様に行われる。

多くの生物は、環境の変化に
対応しながら生き続けていくけれど、
自ら好んで変化を作ろうとするのは
人間だけに見られる特性なんじゃないか?

だからこそ、人類が人類たる由縁なのかもしれない。


芸術的行為は、劇場や美術館といった場所に
限定されることなく、
あらゆる機会において、
行われている。

時には、表現する側においては
全く新鮮味のない行為であったとしても
観る側にとってこの上ない刺激となることもある。

時には、TVや広告の1文章が
観る側にそうした効果をもたらすこともある。

あるいは、町並みや街路樹の葉のある一瞬が、
通行人に、偶然的に
そうした効果をもたらすこともあるかもしれない。
(その場合は、都市計画執行人の芸術的貢献か?)

あるいは、観る側にとって
何の価値の見いだせないことであっても、
表現する側にとっては、
この上ない刺激と発見の連続をもたらすこともあるかもしれない。

いずれにしても、変化し続けること。
それが人間の本能であり、
発展の源である。

ならば、変化の為の刺激となる
芸術的行為や芸術的環境を
現状や未来社会にとって
より向上的創造的な方向に
流れることができるように。

流れ続ける人間達は、
流れの中での精一杯の個人の努力を続けることしかできない。
そうした大きな流れ作りの枠組みは、きっと
行政の仕事なんだろうなあ。

想像力は、常に変化を作り、
未来の青写真を描く。

だから、想像力を使ってモノを作る全ての人々は、
その分野や内容はどうあれ、
全世界の青写真作りに、一石投じたことになる。
つまり、ある種、未来に対しての責任がある。

私は、個人的には、いつもそう思っています。
  1. 2009/02/26(木) 18:31:05|
  2. 日記
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猿から人間

多くの人間が思いをひとつにした時、
世の中は動く。

そんなコトバが昨日浮かんだところだったが、
今日は、日中具合が悪く、
家に留まって
アメリカのオバマ大統領の議会演説の
一部始終を見ることに。

2011年にはもう何も映らないといわれている
小さなTVは、昔、舞台の装置でどうしても必要となり
購入したものであるため、
音声切り替え装置などもなく、
したがって同時通訳の声でしか聞けなかったのが
残念ではあったが。

で、まあ、オバマ氏、
「思いをひとつに」
という点に終始しつつ、
全米に向かって話しかけていたんじゃないか。


そうこうするうちに、
文化庁が現在審議中という
「文化政策部会審議経過報告」
という、
委員の方から回って来た文書を読む。

これには、広く一般からの意見も求めているらしい。

興味のある方は、ぜひ文化庁のサイトチェックしてみて下さい。
http://www.bunka.go.jp/oshirase_koubo_saiyou/2009/jitsuen_ikenboshu.html

**************
「芸術は世の中に必要か?」

これは、その人それぞれに、
答えの分かれるところた。

特に、軍事費等棚に上げ、
社会福祉や科学・教育などと
予算を並べて
検討された暁には、
弱いところじゃなかろうか。

それでも、Yes!と答える人々はいる。
だが、

「芸術は何故、世の中に必要なのか?」

このシンプルな疑問に、
明確に、説得力ある答えを出せる人間は
何人いるのだろう?

この答えこそ、今一番必要なものなんだろうと思う。

*********

創造し、表現する側として、
芸術的行為とは、
自己の世界において
既存の枠を越え、
新しい出会いの体験をすること。

そうした芸術的行為は、
観る側にも同時に喚起される。
観ると言う体験を通して、
新しい感覚や世界を垣間みること。
そこにも、内面世界の換気や刺激があり、
寄って、新しい創造が生まれる。


リスクを冒して、新体験を求めること。
そんな酔狂なことをやろうとするのは
地球上の生き物の中でも、
おそらく人間だけである。

おそらく、太古、猿から離れて、
人間が人間になった由縁である。

科学もビジネスも、
そうした意味では、広くは
芸術的行為といえるのかもしれない。




  1. 2009/02/25(水) 19:23:21|
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人間の本能

近代の資本主義社会になって以来、
世の中が発展してきたのは、
おそらく誰もが同じ価値観、考え方をしていたから
ではないか?

「お金を稼ぎたい」
「豊かになりたい」
「自由に生きたい」
「幸せになりたい」

成功とは、
物質的豊かさ、
多くのお金を稼ぎ、
社会的に権力を持ち、
有名になること。

そういう共通認識をベースに
誰もが疑問を抱かず
熱心に努力して来たのではないか?


成功=豊かさ
すなわち、幸せになれる。
という疑問の余地なきに見えた
20世紀はとっくに終わった。

そういう価値観に
疑問を抱き、
かといって、どうしたものか?
何を指針にしたものか?
迷いを覚える人が、
ちらほら出始めた昨今。

2009年。
21世紀が明けて10年。

偶然かもしれないが、
同一にして回っていた
歯車なり、エンジンなりがバラけた時、
世の中の資本主義的発展も
停滞しちゃったんじゃなかろうか?

人間の本能的欲求
「幸せになりたい」
の幸せの中身が、
お金、持ち家、車、
などと、単純だった頃のようには、
きっともう戻れない。

本能の方向性に迷うとは
一体どうしたことか?

これからの世の中において、
本当の豊かさ、
本当の幸せ、
って、何だろう?

オバマ大統領の演説では、
特に具体的な何かが提示されたわけでなはいけど、
そうした迷いに対して、
救いとなる光が射す様なコトバの数々が
あったのだろう。

私は、無名の一市民として
こうして日々、
自分の暮らしの中で
自己と向き合い、
自分なりに考え、
ちっぽけな範囲でしかないけれど
ともかくささやかでも実行し、
誠意と努力を尽くすしか
できないけれど。

世の中に影響力をもつ
政治家や企業、
学者の皆さん、
どうぞがんばって~。

押しつけや圧力ではなく、
多くの人の心からの思いや情熱や信念が
全体として同じ方向を向いた時、
川の流れが船を運ぶがごとく、
世の中は動いてゆくのだと思います。
  1. 2009/02/24(火) 23:56:58|
  2. 日記
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オバマ効果

神田の本屋に寄ったら、
英語のテープが流れている。

英会話テキストではなく、
アメリカのオバマ大統領の演説。
録音CDと英文と和訳付き。

何冊か種類があって、
本に寄っては、言い回しの説明とか
英語的な知識だけでなく、
スピーチ効果としての分析とか
日本らしく、懇切丁寧に
学習書よろしく書かれている。

こういう販売は、版権上
一体どのような仕組みになっているのか?

という疑問も浮かんだが、

こうした需要のあることに
なんとなく日本社会の移り変わりと
独特の面白さを感じる。

戦争と平和とか、人種差別とか
アメリカが平素抱える問題を
同じように感じているわけない
日本一般社会において、
オバマ大統領の演説って、
一体なんなのだろう?

おそらく、英語力強化を狙いつつ、
プラスαで、ビジネス社会で必要な
説得術とか、プレゼンテクニックや
スピーチテクニックとか
そういった観点から
魅了されている気がする。

そうした実践ノウハウ本的説明が
書籍だけでなく、雑誌やTVにも。
この時期、そこかしこに見られる。

確かに、自分も含めて日本人、
強者人種揃いの世界において
説得術とか、プレゼン能力、交渉術、
弱いなあ、欠落してるなあ...
と思うことは多い。

アメリカでは、学校の授業において、
スピーチや討論の疑似体験をして
能力を磨くというプログラムなんかも
正式にあるくらいだ。

でも、ノウハウの前に、
人間としての根源的な考え方とか
価値観、基準の設け方、
といった基点がないと、
結局は何も始まらないんだけどね。

そして、そうした基点は、
どのマニュアル本にも書いていなくて、
それだけは、いろんなこと経験しながら
自分自身で考えて
自分のコトバで
見つけていくしかないわけです。


  1. 2009/02/23(月) 11:03:28|
  2. 日記
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文字起こし

1月23日に開催された
海外在住アーティストから外国の芸術環境を聞く会。

この週末で、セッセと文字起こし作業にかかる。

こういうイベントは、大抵、制作チームがいて、
何人かで仕事としてやっていると
普通は思われるでしょうが、
この会に関しては、
経費をかけず、草の根的に
世の中にお役立ち種まきしましょう
という主旨なので、
事前告知から事後報告まで、
文章関係は基本的には
全てJOU個人の手作り作業。

それでも、第2回、3回と、
青山劇場が会場となってくださっているので
非常に心強く、また、有り難い限りです。
できるだけ沢山の方に参加して頂いて
情報や交流を役立てて頂ければと思っています。

通常は、会が終わるとすぐ、
議事録作成や、集計など
勢いでやってしまうのだが、
今回は、新国立のリハーサルと、インド渡航と
ぎゅぎゅっと詰まった1-2月であったので、

1ヶ月近くも後の作業となってしまった。

当時、必死でメモした原稿と記録を頼りに
文字起こしすると、
パソコン上にあっという間に大量の文字が並ぶ。

なんだかんだ1日仕事。
というか、集中力上の問題で、
夜更かしして足掛け2日仕事。

この後、本人にもチェックしてもらって
ようやく皆様のお目にかけることができます。

今回は、参加者の皆さんに、
開催後のメールすら出せない状態で
インドに旅立ってしまったので、
本当に恐縮です。

原稿チェックが済み次第、
改めてメールしたいと思っています。

  1. 2009/02/22(日) 14:50:15|
  2. 日記
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英語力

日本の大臣の外交の席での不始末が
世界のニュースを騒がせたりしている中、
タイの新大統領のインタビューを見た。

訛りはあるものの、流暢な英語で、
臆するコト無く、堂々と意見を述べている。

日本の政治家で、特に首相に至っては、
そういう英語力のある人材は、ほとんど見たことがないなあ、
と思いました。

英語力があるということは、語学力というだけでなく、
理路整然と自分の意見を述べ、議論できる
コミュニケーション能力を持つということでもある。

日本語と言う主語述語のあいまいな
「推して知るべし」
的文化言語にはない、

「的確なコトバで、具体的に述べる」
的文化言語である英語。

それを駆使できるということは
言語能力と同時に、
具体的なコミュニケーションが取れる
という能力が開発されるのじゃないかと思う。

思えば、日本社会では、
「己の意見を明確に述べる」
ことは、暗黙の御法度であるかもしれません。
つまり、根本的に、反英語的社会。

そんな土壌で、
本当に外交的に通用する英語力を持つ政治家が
のびのびと活躍できるとは、
残念ながら思えないのが現状であるのかもしれません。

海外で学び、活動し、
英語的発想とマインドで帰国しつつある
新世代達の今後の国内での在り方が
どうなってゆくのか?
そこに希望はあるのか?

興味深いところです。
  1. 2009/02/21(土) 19:58:45|
  2. 日記
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芸術のゆく先

「これからの世の中を救うのは、
政治だけじゃありません。芸術です。」

と、新国立のゲネで行ったアドリブが良かったと
本番終わってから言われましたが。

今、世の中は、政治や経済のシステムが
どうにもならないところに至り、
未だ、これまでに代わる
新しいシステムや価値観を
誰も考えつくことができずにいる。

芸術という、人間の想像力を自由に遊ばせる分野が持つ
未来の可能性と効能を、
自分の中では、確かに確信実感しながらも、
現時点では、
純粋な芸術行為は、現体制において
何の経済効果も政治効果ももたらさない。

経済効果に沿おうとした途端に、
純粋芸術は芸術ではなくなり、
商業的商品だったり、
政治的要素だったり、
教育的効果だったり、
と、その本質を変容せざるを得ないから。

芸術は世界を救う、
かもしれない。

もし、芸術の持つ本来の自由さ創造性という
本質的な部分が維持できながら
発展普及することができるならば。

そうでなくて、あくまでも、
現価値観、現体制の中においての
芸術支援対策や優遇策である限りは
緩和剤にはなるかもしれないけど
救うまでには至らないんだろうなあ。

新しい自転車の軽いペダルをこぎながら
そんなコトバが頭に浮かんだ。




テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済

  1. 2009/02/20(金) 16:44:31|
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特別な日

いろんなことが、一段落して
これから、春の準備に入ります。

2年越しで、ずっと取りに行けずにいた
自転車を、ようやく取りに行くことができました。

ギアがついていて、非常に快適です。

自分の乗り物変えただけで、
世界が、こんなにも違うものなのか。

自転車と言う形態が同じだと言うだけで
わかったような気になっていたけど、
あまりの差に、目から鱗です。

乗ってみないとわからん世界です。

人生もまた、しかり。
なのかもしれません。

新体験できてうれしいです。
ありがとう!!
  1. 2009/02/19(木) 09:52:08|
  2. 日記
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お通夜

新国立劇場の公演翌日。
夜遅くに、携帯メールで
高校時代の友人の母上の訃報が入りました。

ダンスを始めたのが23歳である私は、
高校時代には硬式庭球部。

学校の近くに住まいのあった友人のその家には、
よく学校帰りに、寄らしてもらっていました。

何かこう、いつも穏やかでチャーミングで
素敵なお母様でした。

お通夜の席で、友人や父上の顔を見た途端に
当時のことが思い出されて、涙。

お通夜のお焼香では、
お棺から遠く、
「お焼香後は、そのままお出口へお進み下さい」
と係員に案内された途端に
「最後に会えないのかあ;;」
と、涙。
会えても涙なんだけど。

読経が終わってから、テニス部参列者で待っていると
「顔見ていってあげて」
と友人が棺まで連れて行ってくれました。

「良かった~会える」
と、涙。

きれいなお顔でした。
卒業以来、何十年もご無沙汰ではありましたが、
最後にお会いできて、本当に良かったです。
いろいろとお世話になりました。

心よりご冥福をお祈り致します。


帰りに、思わず、友人の身体を、
ぎゅっと抱きしめました。

日本では、アメリカのように、
大人になった家族友人が
挨拶代わりに抱き合う
そんな風習はないので、
難しいかもしれませんが、
生きてる身体のあるうちに
思いっきり、身体丸ごと
ぎゅっとしてあげられたらいいのになあ。

そんなことを帰り道
思いました。


でも、ぎゅっとハグした友人の喪服の肩に
涙と鼻水を垂らしちゃった気がする。。
麻美子、ごめんね~;;
  1. 2009/02/18(水) 23:38:46|
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回復調整

昨日果たせなかった朝寝を
今日は十二分に堪能し、
ゆるゆると日中を過ごしました。

舞台や、創作現場で、
めくるめく出会いや体験をした後は、
しばし、眠るに限ります。

人生の3分の1は、睡眠の無意識世界。

そのどちらをも行ったり来たりしながら
新しい刺激と体験を、
自分なりに消化し、咀嚼し、
次の自分へと生まれ変わる準備をする
蛹のような時間。

月日を重ねる毎に、
自分の身体が増々愛おしく、
自分の心の軌道に増々注意深く、
気をつけて
丁寧に
どこまでも誠実に。


色々なモノがより一層見えて来る
と同時に、
見えないままでもいいのかもしれない、
と、
少し蓋をしてみることを良しともする。

2月は、自分にとって
生まれ変わりの節目。
気がつけば毎年いつも、
貴重な体験を通過する時間です。

****

自分やヒトに正直に、
理屈じゃなく
実行あることで
月日を重ねて来た人々は、
年月とともに
純度が増してきます。

弁と駆け引き三昧で
年輪を重ねて来た人々は、
年月とともに
その技能に優れてゆく。

そうした違いを、
きちんとわかる人間が、
世の中に、
少しずつ増えていったら
いいんじゃないかと思います。

****

本当に良質なもの
自分に足りて、
ヒトにも少し分けてあげられるだけの分
ほんの少しでいいから
まがい物じゃなく、本物。

きちんと丁寧に味わって
ゆっくり咀嚼して
余韻まで楽しめるくらい

そんなんがいいです。

*****

新国立劇場初体験も、一見舞台上は
わらわらと大勢の登場で
スゴいことになっていましたが、

意外とそんなこんな、
印度に引き続き、強烈ながら
JOU的には、
じっくりと味わい深い体験でした。

人間模様、作品創作。
いつでもどこでも、
本当に奥が深く、面白いです。
  1. 2009/02/17(火) 16:58:05|
  2. 日記
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翌日の×ゲーム

昨日、舞台上で、自分の二の腕を
自分の足で蹴っ飛ばしてしまい、
打撲負傷の痛みと
他、身体がきしんで
明け方目覚めてしまい、、
半分寝ぼけながらも
布団の中で身体調整。

朝、仕事に向かう相方を見送り、
今日はゆっくり休もう、、、
と思いきや、実家の父より電話で
至急な頼まれゴト。

バツゲームみたいだ。
と、言う言葉が浮かびつつ、
自転車を走らせました。

用事を済ませ、最寄りの病院へ。
月曜の朝、病院は混んでいて、
午前中一杯かかって
花粉症と風邪と内蔵不良の薬をゲット。

午後、軽く洗濯をし、
滞っていた郵便物を出して
my house から his houseへ
冷蔵庫の中身を移動。

夕方、再び電池切れ。

そんなこんな、ぐだぐだな1日でしたが、
夜には、移動した冷蔵庫の中身が
美味しい鍋料理となって食卓に現れ、
エネルギー補給。

バツゲームのお蔭で病院にも行けたし、
意外と良かったです。


********ジョーク的ご褒美

昨日、女子楽屋に小さな小引き出しに入った
立派なチョコレートが置かれていて、
「こういう引き出し、おばあちゃんとか喜びそう
ほら、通帳とか印鑑とか入れるの」
というmyジョークが、自分でもヒットしたのと、
笑ってもらえるのがうれしくて、
つい、繰り返し連発してしまった私ですが、
撤収時に、
「良かったら、持って帰って下さい」
と、頂いてしまいました。
はっはっは;;

チョコレートの箱とは思えない
立派な小引き出しです(笑)


見る度、思い出して笑っちゃいます。
  1. 2009/02/16(月) 22:13:20|
  2. 日記
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武元作品@新国立劇場

無事、終了致しました!!

新国立劇場中劇場、愉しかったです。

皆様、ありがとうございました。

今日は12時に会場入りし、
本番前に一度通しました。

昨日、見に行きていた相方は、
昨日の話しの流れで、
武元さんに音響チェックを頼まれ、
インド帰り後、
初めての貴重な週末でしたが、
いろいろな用事を差し置いて、
1日つき合ってくれました。

申し訳なくも、
本当に感謝です。

お陰で、良い音で踊れました。

いろんなことが、
昨日よりうまく行ったかな。

舞台はナマモノ。

やればやる程、面白いです。

本番終わった途端に
電池切れました。

打ち上げ、挨拶だけして
夫婦でへろへろ帰り、
家でウンウンうなっていました。

武元さん、山尾さん、出演&スタッフの皆様、
見にいらして下さった皆様、
本当にありがとうございました。
  1. 2009/02/15(日) 23:56:14|
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JOU@新国立劇場

2009年2月14日(土)19:00 & 15日(日)15:00
14th Feb. 19:00 & 15th Feb. 15:00

新国立劇場中ホール
@ The New National Theater in Tokyo,
Hatsudai station of Oedo line
the Middle Hall

現代舞踊協会公演
武元賀寿子作品に出演
Dance for Kazuko Takemoto work
オムニバス3公演のラスト、一番最後の組です。
約30分作品予定。

同時上演:
内田香/薗このみ

初台にある国立劇場で踊ります。
そういえば、日本では、初めての国立劇場舞台です。
楽しみです。

チケット
Ticket 自由席1枚 4000円 指定席ペア券 8000円

ご予約/お問い合わせ
odorujou@yahoo.co.jp

**************

今日、無事に初日、あけました。

1時に劇場に入り、
15時から最終調整&ゲネ。

昨日からようやく揃ったメンバー全員。

昨年のアルコ劇場より少し広い中劇場ですが、
突き放された広さではなく、
とても気持ちの良い空間です。

ダンサー27名、音楽家3名、写真家4名、
総勢34名が入れ替わり立ち代わり舞台に現れ、
美術と、衣装と、小物、照明。

長い年月の付き合いと、
初めての出会いが交錯しつつ、

振付&演出の武元さんのもとに、
いろんなものが一つになっていきます。

やっぱり本番は、愉しいです。

そして、
素敵な劇場でのダンスは、
ダンサー冥利に尽きます。

終演後、飲みながら話しが長引いて、
家に帰ってからもなんだか話しが止まらず、
結局朝の5時頃に眠りにつきました。

沢山の人々が、多様な立場や関係で
関わっている人間模様。

いろいろに考えさせられます。
人と作業するって、刺激です。

明日も愉しく頑張ります。
  1. 2009/02/14(土) 22:31:27|
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新国立劇場中ホール

いよいよ今日は新国立劇場で仕込み。

奥行きのある広い舞台。
2階席まである客席。

でも、なんとなく使い勝手の良い気持ち良いステージです。

3つのグループ作品を1日で仕込むので、
時間割に沿って各グループ毎に
照明やら美術やら
舞台のスタッフの皆さんが
作り込んでゆく中、
ダンサーは、自分達のグループ作品の時間に
それぞれ場所確認やら何やら
動きと舞台空間を擦り合せてゆきます。

夜の照明作りの時間に、
場当たりなしで通すことになり、
やりながら、衣装の着替えのこと、
小物のやりとり、
出入り口の段取り等
確認していきます。

その通しの間、
演出家は客席からマイクで
気がついたこと、直して欲しいこと等を
ダンサーに伝えます。

本来なら、この実寸大の場所で
時間をかけて練習しながら
作品を作り込んでいくといいのですが、
欧州の芸術先進国と違って
ダンス分野の劇場レジデンス制度の普及していない日本では、
本番前日に初めて劇場に入って
空間との合わせをして
死後の仕上げを超特急で
作品にしていく
というやり方が普通なのです。

それでもできてしまうのが
日本人の器用さ
なのでしょうか。。


今日は、久々の日本語しゃべりが
下が回らず、苦戦しました。
明日は、がんばります。
  1. 2009/02/13(金) 23:02:55|
  2. 日記
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コンテンポラリー

昨夜から今日の午後まで、身体が動かず。

夕方、ようやく少し復活。現世に戻り、
横浜ダンスコレクションの展示ブースの撤収がてら
受賞者公演を見に行く。

フランスのアルベールビルオリンピックの
オープニングなども演出し、大御所にして
大スターであるフィリップ・デュクフレの作品出演、
そして、チャーリーチャップリンの孫であり、
これまたパリではスター的青年の作品出演など
パリでは大スター的に華々しく活躍している
伊藤郁女(かおり)ちゃんのソロを見る。

デュクフレもチャップリンの孫も、
フランスでは、きちんとした学校もあり、
分野として浸透しているサーカス系出身で、
ロープ技など当たり前。
そんな強者どもに混じって、
果敢にロープを上り下りしながら
パリの大舞台でキラキラ踊っていた彼女であるが
その技を日本のソロ内でもちょいと披露してくれた。
根っからのサーカス組と違って
ダンスで鍛えられている身体の線が
ロープ上で美しく映える。

彼女なりの、渡仏期間、そして今、がにじみ出る
等身大のコンテンポラリー=同時代性。

それにしても、以前、私がソロデュオで上演した時には
「天井からモノは吊るせない」と言われ、
演出上やりたかった
薄いスリップ1枚
ぶら下げることすら許されなかったのに
どうやって身体を吊るすことを可能にしたのであろうか?
年数が経つと建物も進化するのか?

最初の彼女の作品と、
次の作品の途中まで見て、
深夜のTV撮影に向かう。
ダンスとは関係ないんだけど。

そして、にも関わらず、
こういう現場では非常に珍しく、
ダンス畑の素敵な先輩女性に出会う。

やっぱいいわあ、ダンスって。
  1. 2009/02/12(木) 12:16:43|
  2. 日記
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JOU@横浜ダンス

2009年2月11日(祝・水) 午后のダンス
JOU Dance in Yokohama
11th Feb. 2009.

横浜赤レンガ倉庫1号館
2Fギャラリー

The Yokohama Red Brick Hall 1
2nd floor

入場無料
free addmission

オムニバスショーケースに参加します。
登場するのは以下のプログラムです。

12:00-12:40 木野彩子インプロライブセッション
Improvisaation live session
誰が集まるのかは当日のお楽しみらしいです。

13:15-13:30 JOUソロダンス小作品

JOU solo dance in show case

ーーインド帰り早々、シンプルに舞いイッパツ。


お問い合わせ/詳細:
横浜市芸術文化財団
http://www.minatomirai21.com/topic.html?id=412
2009横浜ダンスコレクションR
2009 Yokohama dance collection R

************

印度までの長旅で、
すっかり異次元な
感覚と身体をそのままに
今日も朝から横浜へ出勤。

10時に駅に着いて、インプロ準備の前に、
昨日できなかったショーケースの映像チェックをさせてもらう。

インプロダンス参加者は14人くらいだったかなー
若者がイッパイ。

久々に若者と戯れ舞いました。

ショーケースのソロは、印度ネタを取り入れた新作です。
これもこれから暖めて、育てていきたいと思います。
スウェーデン人が褒めてくれました。

話をすると、
印度で一緒にオープニングをしたスウェーデン人と
つながっていると判明。
盛り上がりました。

放置プレイの展示ブースを反省したり、
後片付けその他

その後、いろいろと終わらず時間が過ぎ、
衣装まで持って歩いていたのに
夜の新国立リハーサルを欠席することに。。。

疲れがどっと;;
ヤバいです。
ごわごわな身体でヨロヨロと帰宅し

デトックスで寝込んでいる相方に
なか卯の饂飩を買って届け、
自分も電池切れで、ちょいダウンです。

本番穴あけない様に
体力&体調、調整せねば。

えりな、ごめん;
  1. 2009/02/11(水) 20:15:38|
  2. News お知らせ
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日本の朝

朝、10時に桜木町駅目指して
9時前に家を出ます。

昨日までのインドから一転して、
2月の東京。
幸い、今日は暖かくて良かった。

横浜赤レンガ倉庫1号館2階ギャラリーでは、
10:30-11時まで、テクニカルスタッフと打ち合わせ。

終了後、一度家に戻り、
昼食に蕎麦。

支度をして、早めの夕飯に親子丼。

日本食に浸っています。
胃袋がほっとしています。

夜6時から10時まで、久々の新国立リハ。

インドでも、余裕の会った前半は、
実は、スタジオが空いている時に、
こっそり少しずつ
振付の思い出しをしたりしていたので、
恐れていた程の浦島太郎にはならず、、
そして、一緒に動くチームの皆さんに
暖かく迎えられ、
話しを聞きながら
動きながら
留守中の演出振付の新情報を
キャッチアップ。

本当にありがとうございます。

振付家とダンサーの、
新国立の場所を想定した準備情報とか、
小さなことですが、
改めて、日本人の能力の高さ、精密さに感動。

だって、インドでは、
屋外の場所の採寸が取れているにも関わらず、
全く気にせず、振付&練習してたよ~;;

まあ、結果的にうまくおさまるから
それまたすごいんだが~
日本人なら絶対、練習の時に実寸のマークするよね。


夜、帰宅してから、
最後のアーユルベーダが超効いたのか
上から下からデトックスしまくって
ヨロヨロしている相方にお願いして
明日の音と映像をDVDに編集してもらう。

日本でも睡眠不足が続きます。。
  1. 2009/02/10(火) 22:18:20|
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ナマステ帰国

シンガポールチャンギー空港に朝5時に到着。
チャンギーは広くて、お店もいっぱいあるし、
600円位でシャワー浴びれるのがniceです。

でも、乗り継ぎ、疲れるわあ。

成田には夕方5時過ぎに到着。
丸1日がかり。

前半の移動では、3人でしゃべってたけど
後半の移動では、バク睡。

いやあ、日本人チーム
本当にがんばったっす。
あれだけの状況で、
あれだけの仕事量。
よくやりました。

優秀です。
日本人。
すごいです。
日本人チームじゃなかったら
無理だったと思う。
あれだけのオープニングパフォーマンス。

成田に近づいた頃、腹痛。
帰りの飛行機で、胃に疲れがどっときました。

明日は、朝十時、横浜。
11日のショーケース準備。

夜は、新国立のリハーサル。
演出、どうなってるんだろう。。
がんばります。

夕飯は饂飩。
胃袋がしみじみします。
お風呂に浸かって
身体もしみじみ。
  1. 2009/02/09(月) 23:12:44|
  2. India
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若手育成の会

昨日も夜遅かったのですが、
今朝は9時半からフランス系のホールで
若手作家のプラットフォーム。

6組の振付家の15分のショーケースに、
フェスティバルゲストが招かれ、
ダンス終了後に、それぞれ担当の組に分かれて
ディスカッションやサジェスチョンなど
4~5人でアーティストを囲んで話しをし
彼らを育てていこう
という素敵な企画です。

30分位チームに分かれて話しをした後、
舞台上で簡単にそれぞれのチームと作家から
全体への報告や感想などがあり、
最後に全体で質疑応答的ディスカッションがありました。


プラットフォームには、ボンベイからも参加していて
いろんな話しが飛び交いました。

民族性ということ、近代化、西洋化、ということ
などなど、いろいろに考えさせられました。

非常に有意義な会だと思います。

午后は、街で最後の買い物をして、
夜には、1人残る松尾氏を置いて
3人で空港までタクシー移動。

フェスティバルでの公演が行われている時間なので、
事務局からの見送りもなく、
無人のスタジオを守る
ガードマン君に見送られての
あっさりとした出発でした。

新しいバンガロール空港は市内から約1時間。
23時の飛行機で、シンガポールへ。

  1. 2009/02/08(日) 22:39:27|
  2. India
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ゆるゆるベーだ

昨日、無事に大成功にイベントが終わり、
インドのレストランで再びステーキで打ち上げ。

今日は、朝、スタジオに行き、
食堂でお昼を食べて
皆でアーユルベーダマッサージへ。

4人で出かけたのですが、
一度に3人までということで、
1時間半かけて、我々がゆるゆるになっている間、
リーダー松尾氏は、近くの怪し気なバーで飲んでいたらしい。

お茶をしてから、少し離れた所にある
インドのniceファブリックショップへ
リキシャで移動し、たっぷりショッピング。

大満足して市内へ戻り、夜は、
元ローザスとアクラム・カーンのダンサーだったという
niceなアフリカ人のモヤの公演を見に行く。

彼女は、ローザスで日玉氏とも一緒だったらしく、
なんともスモールワールドな出会いでした。

公演後は、五つ星な感じのホテルでパーティ。
基本的に禁酒国なので、ドリンクはジュースなのですが、
グアバジュースのスパイス入り、
超まずかったです;;

さすが、スパイス王国。

カレーは、辛さはあれど、
どれも美味しいです。

でも、そろそろ胃が疲れて来たなあ。。
  1. 2009/02/07(土) 22:28:14|
  2. India
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インドコンテンポラリーダンス

2009年 2月6日(金)

印度バンガロール
The Attakkalali India Biennial 2009


丑年の年明けに、牛が神様の国へ呼ばれ、
オープニングパフォーマンスに参加します。
現地で一緒に作ったりするらしいんだけど
何やるんだろう;;
モウ~楽しみです♪

*****

炎天下の現場リハーサルでは、軽く通しをして、
ダンサーチームは、本番に向けて休憩&準備。

インスタレーションの濱中建築士、
音楽の松本氏、映像の松尾氏、
それぞれに、日本人チームは朝から大忙し。
日本と違って、ゆるゆるな彼らと一緒に
当日の現場仕込み、大変そうです。

今日やっと到着した
インドのフォークドラムチームや
マーシャルアーツチームの
演出を、炎天下で行うジャイ氏。

4名のイギリスダンサー、
3名のスパニッシュダンサー、
14名のディプロマダンス生徒、
12名のアタカラリカンパニーダンサー、
ポルトガルとアフリカ、インドのドラマー6名。
当日参加では
インドの女性ドラマーグループ10数名、
歌い手1名とドラマー2名、
マーシャルアーツグループ10名、
それに、ロンドンの衣装と美術チーム7名が加わり、
日本人も合わせると総勢80名?!

スゴいっすね。。

やっちゃいました。
って感じです。

お客様も500人位は集まっていて、
大盛況でした。

私は今日はもう、
なんとなく時間の流れを把握して
それとなく現場の雰囲気を
フォローするだけで、
あとは、自分も
本番踊るだけなので、
今までで一番楽だったかも。

本番は愉しいし。

外のオープニングパフォーマンスも、
劇場内のパフォーマンスも、
インスタレーションも、映像も音楽も、
非常に評判良かったです。

イベント全体としても大成功、
日本人チームの仕事としても大成功、
だったと思います。

JOUダンスもお蔭様で非常に評判よく、
終わってから、いろんなヒトに声かけられました。
  1. 2009/02/06(金) 22:05:31|
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バンガロールビエンナーレ2009開催

炎天下の現場リハーサルでは、軽く通しをして、
ダンサーチームは、本番に向けて休憩&準備。

インスタレーションの濱中建築士、
音楽の松本氏、映像の松尾氏、
それぞれに、日本人チームは朝から大忙し。
日本と違って、ゆるゆるな彼らと一緒に
当日の現場仕込み、大変そうです。

今日やっと到着した
インドのフォークドラムチームや
マーシャルアーツチームの
演出を、炎天下で行うジャイ氏。

4名のイギリスダンサー、
3名のスパニッシュダンサー、
14名のディプロマダンス生徒、
12名のアタカラリカンパニーダンサー、
ポルトガルとアフリカ、インドのドラマー6名。
当日参加では
インドの女性ドラマーグループ10数名、
歌い手1名とドラマー2名、
マーシャルアーツグループ10名、
それに、ロンドンの衣装と美術チーム7名が加わり、
日本人も合わせると総勢80名?!

スゴいっすね。。

やっちゃいました。
って感じです。

お客様も500人位は集まっていて、
大盛況でした。

私は今日はもう、
なんとなく時間の流れを把握して
それとなく現場の雰囲気を
フォローするだけで、
あとは、自分も
本番踊るだけなので、
今までで一番楽だったかも。

本番は愉しいし。

外のオープニングパフォーマンスも、
劇場内のパフォーマンスも、
インスタレーションも、映像も音楽も、
非常に評判良かったです。

イベント全体としても大成功、
日本人チームの仕事としても大成功、
だったと思います。

JOUダンスもお蔭様で非常に評判よく、
終わってから、いろんなヒトに声かけられました。
  1. 2009/02/06(金) 10:55:30|
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前日

昨夜は夜中の2時まで現場でリハーサルし、
今日は朝からまた起きて
スタジオに向かい、
午后から学校の体育館で音楽と一緒に。

まだできていないシーンの演出をし、
昨日からの手直しをし、8時半に一度夕食解散、
10時から現場でリハーサル。

睡眠不足が続いています。

パフォーマンスエリアが30mはゆうにあり、
登場のために全力疾走。

かなり疲れますが、広い場所を
シンプルに走るのは意外と気持ち良いものです。

小学校の時は陸上部だったので
校庭を走る感覚を思い出しました。

明日は、ダンサーは12時半現場集合。
テクニカルチームは朝から勝負。
ですが、映像は、暗くならないとでないので
微妙にギリギリな感じです。

濱中建築士が、進行表を作ってくれたのですが
事務所での印刷が遅いのと、
全部入り情報なので、
エクセル表慣れしてないここの人々のために
手書きの進行表を見せながら、個別に説明。
説明の度に、進行表を持っていかれてしまうので
結局なんだかんだ10枚以上書きまくりました。

往復の移動手段のリキシャでは、
3人乗りのところ4人で乗ることも多く、
毎回、まずは値段の交渉から。

インド歴が長い松尾リーダーが
流暢なインド英語で、
インド的に首をふりながら
話しをつけてくれます。

お客乗せて、リキシャ2台で競争始めたり、
オッケーとか言っておいて、全く不案内で
道を聞きまくりながら連れて行ってくれたり、
おつりがないからと、多くもらおうとしたり、
平気で一方通行を逆走したり、
なんだかいろいろありますが、
あまりのあり得なさに
笑ってしまいます。

こんな日々も後少し。

明日、やっと、出演者も全員揃う。
良いイベントとなることでしょう。

アタカラリ バンガロールビエンナーレ2009
  1. 2009/02/05(木) 21:36:47|
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日本的

オープニングの準備が日々進行しています。
デジタルメディアと寄せ集めダンサーズと
演出家ジャイの狭間にいる私は
刻々とかわる情報を、必要な人たちに
受け渡すことに終始しつつ、
何故か、踊るシーンも出てきたりして
踊りながら、記録を取りながら
少ない脳みそと筋肉を働かせています。

多国籍メンバーとインド人演出家との
コラボレーションの中での、
日本人チームの1人という
自分の立ち位置は、
仕事として現れる部分は複雑ですが、
自分なりにはとても明確なので
基本的な部分では迷わずに
仕事に邁進できるのが楽しいです。

女学校の体育館を使ってのリハーサルには
子供達が大勢集まって
面白そうに見ています。

今日は、夕方から8時半くらいまで体育館でリハーサルし
夕食の後に10時から夜中の2時まで。
住宅地なので、音無しリハーサル。

彼らは、場所の配置を想定して
振り付けを作っていないので
結構時間がかかりました。

今までずっと夜なべ朝まで作業をしていた
日本人メディアチームは
今日は速攻就寝。


  1. 2009/02/04(水) 14:57:24|
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インドで節分

朝、昨日到着したポルトガルのドラマー達と打ち合わせ。
昼はスタジオで四方山仕事。
夕方から夜まで学校の講堂を借りてリハーサル。

今日はその後、さらにまた別のプロデューサーの家に
パーティ。
素敵な豪邸で、インド料理。
中庭はまるでハワイざんす。

そんな豪邸で、日本から持ってきた豆を
みんなで食らう。
鬼は外、福は内。

夜遅くに宿へ戻り、
そこから進行表の情報を整理して
建築家濱中氏にエクセルで表にまとめてもらう。

生ドラムの音に負けないパワフルサウンドを作り
映像インスタレーションの準備をする
日本人デジタルチームであります。

ここのインド人達は、本当にスタミナ抜群によく動く。
彼らのカンパニーでは、
ロンドン仕込みのコンテンポラリーダンスの動きと
インド舞踊の動きをミックスして
それに、メディアアーティストを外国から呼んできてコラボし
デジタル映像をかぶせる。
そんな作品を作っています。

びゅんびゅん動く彼らの動きと、
フラメンコダンサーやらカタックダンサーやら
民族舞踊の人々の動きと、
ヨーロッパのダンス、
元ローザスのダンサーなんかもいて、
いろんな動きの達人のムーブメントを目の当たりにしながら
「自分のムーブメント」
ということを改めて認識します。


  1. 2009/02/03(火) 17:05:48|
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スカウト?

こちらのインド人とやっているリハーサルでの私の動き方と
リハーサル前のウォームアップクラスを見て
いたく気に入ってくれたらしい
北インドから参加しているゲストアーティスト夫妻から
彼らのフェスティバルへの参加のお誘いを頂きました。

北インドかーー
まだ未知の土地です。

インドは広いので、地域が違うと食文化も言葉も全然違う

といってもカレースパイスベースなんでしょうが、、、

条件が合えばぜひ行ってみたいところです。

だがしかし、とりあえず今はオープニングを完成させて
成功させなければです。

オープニングは、基本的に、総合芸術監督のジャイ氏がまとめますが
劇場の外のパフォーマンスは日本チームとのコラボになります。
インド人30-40名。イギリスから衣装&美術チーム7人位。
インドのドラマー2人とアフリカ、ポルトガルのドラマー3人と
フラメンコダンサー3人とイギリスのダンサー4人。
インド武術チームも加わるらしい。
すんごい大人数。

エントランスのインスタレーションは日本チーム。
劇場ホワイエのインスタレーションはドイツ人と北インド人とJOU。

劇場内のパフォーマンスはフェスティバルの中心となる
インド現地カンパニーのレパートリーがメインですが
私もたぶん少しソロ踊ります。

夜は、昨年カンパニーを離れたインド人ダンサーと
一緒にご飯を食べに行きました。

松尾さんが、羊の脳みそのカレーを注文。
白子みたいなウニみたいな食感でしたが、
精神的にバクバク食べれない一品です。
ちょっとだけ味見して、もう、降参。


インド人ダンサーズは
カンパニーの前回作品「プルシャルタ」で
数年間、何度も一緒に、日本人チームと世界ツアーをした仲間です。
私は彼らが来日した時の付き合いなので
ツアーはしてないですが。。

6日までカウントダウンになってきました。
日本メディアチームは、朝までパソコンお仕事。
インドプロジェクトリーダー松尾氏の部屋で
井上陽水とかサザンオールスターズとか
かけて口ずさみながら
3人頭そろえて夜なべしてるらしい。。

私は彼らに必要そうな情報整理して先に寝ます。
演出アシスタント&日本チームアシスタント役、
結構面白がってやらせてもらっています。
  1. 2009/02/02(月) 18:17:28|
  2. India
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日曜日月初めのインド

こちらへ来て初めて朝ゆっくり寝れました。
ずっと朝から夜遅くまでの日々が今日は日曜日。

お昼ご飯を、お城みたいなホテルのレストランで
メニューにスパゲッティというのがあったのですが
「時間がかかる」
と断られた松尾&濱中氏。

結局インド料理に。

だってインドなんだもん。

午後、スタジオでプロダクションミーティング。

夜は、フェスティバル&カンパニーの
ビッグサポーターの家でパーティー。
メイドさんのいるきれいなお家です。

インド料理三昧。
旨いけど。

ロンドンから、アーティストグループ
というか、カンパニーというか
面白い組織の人々が6人くらいきていて
今回のオープニングの衣装とか作ってる。

明日は、皆さんの衣装合わせらしい。
インスタレーションを作って仕込むのは
大変そうですが
私、隙間街道まっしぐら。
演出と振付とメディアの狭間で
情報の擦り合わせ&中継ぎ的
演出補助仕事に終始しています。
その延長線上で、踊りもやります。

何故か、リハーサル前に
彼らのウォームアップクラスも
やれといわれて、やったりしているので、
若いダンサー達が打ち解けてきました(笑)

すごくめちゃくちゃそうですが、楽しみです。
  1. 2009/02/01(日) 16:09:08|
  2. India
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プロフィール

odorujou

Author:odorujou
コンテンポラリーダンス作家
振付家/ダンサー
Odorujouディレクター
2009年ソウル国際振付ファスティバルにて、外国人特別賞受賞。

■ダンサー/振付家■
「長い手足、自由度の高い身体、それを繊細にもダイナミックにも動かし、半径1mの円の中で踊り続けて飽きさせない身体のボキャブラリーを持っている。なのに、いきなりマヌケなネタを平気でかます面もあり、気が抜けない」(乗越たかお著:コンテンポラリーダンス徹底ガイド)

■プロデュース■
「Odorujou」時々主宰。すなわち、わくわく心躍る企画担当。「個性ある身体」を起点に、皆さんの問題解決や目標に向けて真剣に取り組み、社会貢献を目指します。
創造的身体資源の開発と芸術文化環境の向上は、世に恩恵をもたらし、個人のより良い生活と、豊かな社会作りができるのではないか?

身体不在の現代社会において、コンテンポラリーダンスが包有する、社会にもたらすであろう様々な有益な可能性と、その価値を信じて活動中。

■芸術環境向上企画■
海外の話を聞く会
http://odorujou.blog100.fc2.com/blog-category-8.html
こんなことやってみました。
Independent Artists Japan TPAM2010
http://artistsjapan.blog29.fc2.com/
http://blogs.yahoo.co.jp/dancartscom

■願望
週末はひっそりとする東トーキョー暮らしを愛おしく思う。温泉&旨いものツアー希望。



■WSクラス講師■
基礎身体能力の開発や、即興(インプロ)、コミュニケーション学習、コンテンポラリーダンスなど、様々なアプローチから提案するクリエイティブなWSは、主催者側の要望に添ってオーダーメイドで作成され、語学力と柔軟な発想力にて随時対応可能。
WS対象は、ダンサーやアーティストはもちろん、ダンス未経験の老若男女、学生、子ども、日本人から外人(英語圏)まで、自分のダンスを踊りたい人、人とのコミュニケーションを楽しみたい人、、どなたでも大丈夫。

■クリエイション■
ソロパフォーマンス、コラボレーション、グループ作品の上演、振付なども随時対応。

■最近多く担うお役目
何かと何かを繋ぐ。
全体の中でバランスを取り、足りないものを提供する。
場を浄化させる。
物事を前向きに進ませ、発展させる為の介助。


■お問い合わせはこちら
OdorujouまたはJOU宛にどうぞ。
odorujou@yahoo.co.jp
http://odorujou.net

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