2008年8/12(火)第二回海外在住アーティストの話しを聞こう会ゲスト:
今津雅晴トーク記録です。
今回は、記録の間に「解説」として後付けの文章を加えさせて頂きました。
当日来場者 31名 (男性8名、女性23名)年代別:
10代 女性1名
20代 女性14名 男性1名
30代 女性5名 男性4名
40代 女性3名 男性2名
50代 男性1名
職業別:
ダンサー、舞台創り手:14名
制作、プロデューサー:4名
会社員:4名
建築、デザイン、写真:4名
自営:1名
学生:3名
大学教員:1名
約2時間に渡り、前回同様のトーク項目に沿いつつも
質問や補足説明、意見など、会場からの声が度々積極的に届き
一方通行ではない対話に近いトークが行われたことは、
「緊張する」と言いながらも、
場内の空気を柔らかくアットホームにしていった
今津氏のキャラが大きく影響したと思われる。
また、イタリア在住のバレエダンサーも会場にいたので
国やダンスのスタイルによる違いによる条件なども
垣間見られ、興味深く、充実した内容の会となった。
以下記録:
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1: before and after はじめの一歩-1.海外へ行く前の、日本でのダンス活動(ダンス歴)日本では、自分で振付したり、Mラボ、コンドルズ、レニバッソなどで踊っていた。
-2.海外へ行く事になったきっかけパントマイムのグループのポーランドツアー、コンドルズの海外ツアーなどが海外初体験。カナダに関しては、2000年に日本とカナダの交流企画として行われたCJ8というダンスプログラムの日本側ダンサーとしてモントリオールに1ヶ月クリエイションのため滞在した。(CJ8では、カナダの振付家は日本のダンサーに振付けし、日 本の振付家へカナダ人のダンサーに振付けするという企画で、両国各4組、合計8組の作品が上演された)
その時の、現地でのゆっくりと作るスタイルが自分に合っていたこともあり、それをきっかけに、3年間くらい自費で度々渡航し、行く度にプレゼンテーションの一環として、スタジオパフォーマンスなど会を開き、プロデューサーを招いたりしていたところ、見に来てくれたルィーズ・ルカバリエ(Louise Lecavalier ラララ・ヒューマンステップスの 元メインダンサー)から、一緒に踊りたいとオファー(申し出)があった。
その後、文化庁の在研(新進芸術家海外研修制度)で、1年間モントリオールに住むことができ、期間中にルイーズとデュオを作った。
-3.最初のダンサー契約のことエマニュエル・ジュートという現地の黒人ダンサーと一緒に、昨年2007年11月に作品を作り、発表した。これに関しては、プロジェクトとしてのダンサー契約を結んだ。
その後、マリー・シュイナールからの申し出を受け、カンパニーと契約を結ぶ。
-4.日本との違い、海外で始めて気づいた事などこれは、自分にとても合っていたことだが、クリエイションの時間が非常に長い。ゆっくりと時間をかけて作る。ルイーズとデュオを作ったときも、丸1年かけて、作っては壊しを繰り返していた。初演後、公演が始まっても作っては壊し続けた。そういう点においては日本と違うと思う。
Q: 国に寄っては、在研の後、日本に住まなければならないという規定があると聞いたが、そういう規制はなかったのか?
A: モントリオールは移民に対して開かれている。そういった規制はなかった。
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■JOU解説:今津氏の場合、スタート起点は、「海外ならどこでもいい」ということではないように見受けられる。もちろん最初は、日本国内のオーディションで、チャンスがあれば何でも、といったことでしかなかったかもしれない。が、それに合格して、仕事として、たまたま出会ったその町、そこにいる人々、コミュニティ、 といったものが、自分に合い、気に入り気に入られて、そこに居着いてしまったパターンかもしれない。
モントリオールという町、そしてダンスコミュニティとの最初の縁(CJ8 )をきっかけを活かし、それから先は、自らの時間とお金をかけて、自力でつながりを育んでいった結果としての、カンパニー契約であったと言えるのではないか。
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2: Living and working
あちらの暮らし-5.雇用される側としてカンパニーダンサーの生活(1日、1週間、1ヶ月、1年の大体の様子)
毎日のスケジュールでいうと、
朝 9:30-12:00 カンパニークラス、但し、これは出ても出なくても良い。
昼 13:00-15:00 リハーサル、30分休憩後、15:30-17:30クリエイション。
朝のクラスがない時のための、クラス受講補助金が1年間毎にカンパニーから至急されるので、ヨガなど他のクラスを外に受けに行くこともある。
通常、リハーサルはモントリオールで行い、海外ツアーに出かける。これまでの生活で言うと、この半年のうち、1ヶ月間モントリオールにいて、後の期間はツアーに出ていた。
ツアー中のスケジュールは、毎回異なり、劇場の状況、メンバーチェンジなどカンパニー側の状況などにより、その都度決定される。基本的には、カンパニークラスは初日以外は毎日ある。
-6.ダンサーとして求められること雇用される側としては、やはり、日本人として求められることが多いと思う。
あちらでは稽古の時に、振付家の他に、振付家のアイディアを把握する仕事をしているリハーサルマネージャーがいて、その人に動きのきっかけを聞かれれば、ダンサーとして説明しなければない。だが、日本人として感覚的に持っている間の取り方、距離感などは、言葉では説明しずらい、理解してもらうのが難しいことが多々あ る。そうした経験を通して、自分の中の日本人を意識することになり、自分の踊りも変わって来たと思う。
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Q:ダンサーが怪我をした時はどうなるのか?
A:ツアー中のケがについては、全て保障されている。モントリオールに居る時に関しては、リハーサル中は必ず出る。ただ、モントリオール、カナダに関しては、一般でも医療費は無料。保険はカンパニーが払ってくれる。カンパニーの支払う保険へのサポート資金がモントリオールのダンス協会から出ている。
マッサージに関しても、治療に関わることであれば、出る。
Q: 前回、ベルギーにはアーティスト失業保険があると聞いたが、カナダではどうか?
A: 国としての制度はないが、辞め方に寄っては、カンパニーから多少支給される。例えば、女性ダンサーの妊娠退団に関しては、妊娠出産手当のようなものが支給される。
ダンサーは基本的に1年毎の契約で、毎年振付家と話し合いで更新するか否か、決めている。カンパニー側からの要請による途中退団の場合、2ヶ月前に本人に告知し、2ヶ月間は給料が支給される。契約を更新して継続年数が加算すると、1年毎に基本給に加給(1ヶ月20ドル)されていく仕組みになっているので、勤続年数が 多いほど給料は高いが、その代わりに、制作的な仕事や、WSなど、舞台以外の仕事もやっているようだ。
Q:日本では縛りの多いカンパニーもあると聞くが、カンパニーに禁止事項はあるのか?
A:特にはないが、最低限、スタジオに来て欲しいし、スタジオで作業するということが基本と思う。あとは、振付家であるマリーの要望に応じること。それにプラスして、自分がどう踊っていくか。
あちらでは、振付家は、振り(決められた踊り)をダンサーとシェアするという姿勢がある。ということは、もちろん、ダンサー側からの提案もできる。つまり、振付けが、単に振付家からダンサーに向かって伝えられるだけの一方通行ではない。
例えば、振付けが、ある決まった動きをただもらうではなく、「こういうイメージなんだけれども」と、イメージから相談されることもある。
同じ振りを与えられた時に、自分の身体性や能力を活かす方向での提案もできる。
Q: カンパニー以外の単発の仕事も受けられるのか?
A: 基本的に、カンパニーの仕事が忙しいので、まず実際問題、時間的に受けられない。
カンパニーに入団して以来、この6ヶ月間中、まとまって休みだったのは、今のこの夏休み8月1ヶ月と2週間。あとは、基本的にツアーがない土日は休み、フライト後1日はオフ(休み)だが、行く場所によっては難しい。というのは、ヨーロッパで1時間フライトの後に、場当たりすることもあるので。
一番長かった3ヶ月ツアーの後は1週間休みがあったが、1日リハーサルしてすぐ次のツアー、ということもある。
Q : ツアー中にダンサーが怪我した場合、どうするのか?
A:マリーのカンパニーには男性女性各5人いて、ツアー中に怪我をしたら、すぐに代わりのダンサーがカバーに入れるようにできている。リハーサル中から、誰がカバーをするかということも考慮に入れながらやっている。この部分のカバーをしてくれと言われて、舞台の袖でダンサーが本番中も練習していたりする。リハーサル 中も、居ない時にカバーが入る。ただし、そうやって抜けた後、カバーに入ったダンサーの方が良かったからと言われ、もうそのシーンには戻れない場合も多々ある。
Q:イタリアのバレエ団に所属しているが、イタリアでは、20℃以下になると屋外では踊れない決まりが在る。モントリオールではどうか?
A:屋外は衣装にもよると思うので。(マリーのカンパニー衣装は布の分量が少ない)
レグランバレエカンパニーでは温度は決まっているらしい。
屋外といえば、イタリアのフィレンツェでは昼の屋外公演をやる予定だったが、リノリウム(床に敷くダンス用カーペット)が溶けたので公演中止となった。
バレエと違って、コンテンポラリーダンスでは、作品や衣装の形態がまちまちなので、そういった条件はまだ確立される途中にあるのではないか。
ちなみに、イタリアでは、傾斜面の舞台が多いので、そういう時は、1回公演終わる度に、ダンサー1人1人にマッサージが1回ずつついた。
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■JOU解説:今回の会では、会場からの質問や補足情報が活発に飛び交った。度々、質問内容が項目から前後していたのを、文字記録上では、読みやすい様に、同じ項目内に分類させて頂いた。日本でカンパニーに所属しているダンサーや、日本でフリーランス活動をしているダンサーから、現在自分達の抱える問題や不安点改善のヒントを探す 為の質問などが出ていた。会の情報を、日本国内で活動するダンサー達はすでに、積極的、具体的に活用し始めていると言えよう。
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3: system information (education, creation, presentation)
あちらの仕組み-7.劇場のシステム/クリエイション環境(場所、支援形態)
-8.公演の支援環境(ツアーのこと、カンパニー運営環境など)カンパニー運営について、国家からの支援は直接はないが、州、市、ダンス協会からの援助を受けている。
カンパニーは、ケベック州()、モントリオール州(Conseil des Arts de Montreal)、国(Foreign Affairs Canada)からの支援で運営されている。加えて、ツアー収入と、カナダのダンス協会(Counseil des qrts et des lettres)、アーティスト協会(Canada council for Arts)、ケベックの協会、、、文化庁、財団的な半公的芸術支援機関が、運営を継続的にサポートしている。
ダンス協会では、カンパニー単位ではなく、プロジェクト毎に活動しているダンサーに対しての水準規定なども提示し、第三者機関としてフリーランスのダンサーと契約の仲裁など、労働環境を守ってくれている。毎年、千円とか二千円といったそれほど高くない年会費を支払い、会員になることで、組合に近い感じのサポートをし てくれる。
劇場システムカナダ・ナショナル・アートセンター、国立劇場など、大きな劇場では、銀行の協賛が必ずあり、協賛金額によって、パンフレットのロゴの大きさが、大きくなったり小さくなったりするので、企業支援の様子を知ることができる。
宣伝/チラシシステムフリーペーパーが充実していて、そこで情報を得ることができる。
Q:チラシはカンパニーが作るのか?劇場が作るのか?(どちらが宣伝チラシのお金を出すのか?)
A:チラシよりは、フリーの情報誌が主な情報源になっている。あとは、ネットやウェブでの宣伝。劇場は自分達のイベントスケジュールやイベントカレンダーのようなものを、数ヶ月、半年、あるいは1年毎に、それぞれの劇場周期で作って印刷してはいるので、そこには載る。
あとは、ダンスダンスフェスティバルというモントリオールとオタワのフェスティバルが毎年あり、そこのラインアップとして載ったりする。
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JOU:横道にそれるが、自分が日本に帰って来たばかりの頃、公演などのダンス情報を得るのにどうしたらいいか全くとっかかりがなくて困った。一度公演に足を運ぶと折り込みチラシが山のようについてくる。時にはどの公演に行っても同じチラシが重複する。エコの時代に紙資源的にも人的労働的にも、新しく間口を広げる意味でも、フリーペーパーなどの改善宣伝方法が生まれても良いのではないか?、と思うことが多々ある。
前田:日本、特に東京は公演数や劇場数が多すぎるから難しい。また、チラシを見て足を運ぶお客さんもいるので、折り込みチラシの良い面もあると思う。
JOU:日本ではプロとアマチュアの線引きが曖昧な分、やりたいヒトは誰でも公演できるという特色もあり、公演数は多い。全部の情報を網羅するのは難しいということは確かにあるかもしれませんね。
小野:多大な数の置きチラシ対策として、劇場置きチラシのサイズを小さくハガキサイズにしようという案もある。
今津:公演情報はフリーペーパーが主ですが、モントリオールの劇場にも置きチラシは存在します。
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カンパニーでは、アートディレクターの他に、マネージングディレクターとセールスディレクターが対等に存在している。お金の話しはセールスディレクターにすれば良いなど、窓口がはっきりしている。
前田:アメリカでは、エージェンシーはプロダクションマネージャーをやってはいけないという規定が在る。
今津:カナダでも似ている。ラララ・ヒューマンステップスのマネージャーから隣の仮名パニーに移ってマネージャーをしていたり、など、専門職として成立している。
ツアーマネージャー、リハーサルマネージャーがいるなど、分業制も確立している。
マリーのカンパニーでは、スタジオを持っている。ビルを借りて、その賃貸料、運営費に関して支援を受けている。他、ラララ・ヒューマンステップスなど、カンパニーの形態はそれぞれ異なり、オ・ベェチゴ(O Vertigo)は劇場を持っているし、マリーやラララでは、振付家は同じだが、レグランバレエには芸術監督が振付家とは別に居て、その人 が毎年違う振付家を選び、雇っている。
-9.ダンス教育の環境あるいはシステムダンス教育でいえば、例えば、一緒に作品を作ったエマニュエルは、専門学校の先生をやっている。高校生の芸術鑑賞会にコンテンポラリーダンスの公演が選ばれ、スクールバスで学生達が見に来たりもするなど、日本に比べるとはるかに、観客の中に、コンテンポラリーダンスは浸透していると言える。また、ダンスについての考 え方も深い。
モントリオールフェスティバルでは入場無料の屋外ステージがあり、それによってどんな人も気軽に見ることができる。
劇場についている観客というのも存在し、彼らは、作品を選んで見に来る。
フェスティバルについている観客には、フェスティバルの公演の中から3つ選択予約できるチケットなどもある。
Q:モントリオールのチケット代はどれくらいか?
A:小劇場で1500円、大劇場で8000−10000円が目安。ピナバウシュなんかは一万円。あとは、劇場にダンサー割引システムがあり、5ドル安くなったりする。
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■JOU解説:劇場、公演、教育などのシステムについての情報に関しては、滞在年数や活動の仕方によって、アーティストが把握出来る芸術支援環境情報の範囲は限られて来る。分業が明確である環境においては、ダンサーとして働いている限り、マネージメントや制作的なことに関与する時間はなく、機会も必要もないと言える。
職業として確立されている社会の中でのダンサーとは、あくまでも自らの感性と身体性を磨き、創作現場でクリエイションに参加し、舞台上でダンスをする人であるからだ。
だが、そうしたダンス活動を通して、実感し把握出来ているシステム情報というのは、ある意味、渦中に携わらずとも知り得るほどに浸透しているという証であり、それはその人なりの立場で知り得たという、実感と真実を持って、語られることになる。
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Q:先程から海外のシステムの良い話しばかりでしたが、ここは日本の方が良いと思うところはありますか?
今津:
モントリオールでは、コンテンポラリーダンスがメインになりつつある。すると逆に、民族的なもの、先住民ダンスなどは失われつつあると思う。また、移民を積極的に受け入れている政策の影響もあり、先住民は多いのだが、それ以上に、NYなどに近い混在感がある。日本には、まだ良い意味での日本的なものがしっかり残ってい るように思う。
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JOU補足:
海外の良いシステムと言う言葉があったが、日本に比べて恵まれている状況を作り出している海外のシステムが、必ずしも良い方向にのみ機能しているわけではなく、もちろん、それゆえの弊害も出ていると思う。この会は、海外の良いシステムを勉強して、それを真似しましょう、という会では決してありません。まずはそういう 環境で活動している異国の人々もいる、ということを知り、その上で、それでは日本の今の状況で、どういう活動をしていくか?一体何が出来るのか?といったことをそれぞれがそれぞれの立場で持ち帰って、工夫したり、考え始めてくれればいいなあと思っています。
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4: individual future
今後の活動、将来プラン、目標-10.今津雅晴ダンス活動の今後の予定などこれからも自分で作りたいが、今はカンパニーダンサーとして、始めたばかりでやることが一杯。最近ようやく余裕は出て来た。スタジオは自由に使えるので、そのうち何ができるか考えたい。
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その他質問Q:カナダではダンサーは引退後何をするのか?どういう仕事があるのか?
A:振付家になる、マッサージ師になる、教育プログラムに加わる、大学のダンス科とか。エージェントや舞台のテクニシャン(技術スタッフ)になる人も居る。
モントリオールは小さなソサエティなので、カンパニーでやって来たことと、これから自分がやりたいことが明確にあれば、そのキャリアを活かして道は開きやすいと思う。
Q:新聞批評について
前回ベルギーでは、ダンス公演の新聞評は舞台初日に一般紙に掲載され、それを見てお客さんが来たりするという話しがあったが、モントリオールではどうか?
A:一般紙に初日評は出る定例になっているし、フリーペーパーが毎週発行され、そちらには、公演1週間前にリハーサル取材をしたのが、記事として掲載されたりもする。もちろんカンパニーとしては、リハーサルに入れる記者は、誰でもいいと言うわけではないが。そういう情報も含めてのフリーペーパーが、毎週定期的に無料 で配布されている。
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■JOU解説:ダンサーを引退した後、どうするのか?
という質問は、大変興味深い。その起点に潜在するであろう不安要素も含めた個人的な問題、社会制度的な問題など、語り始めたら、さらに奥が深い話しになり得ると思う。こうした考えさせられる質問が、毎回どこかで出て来ることになどからも、この会から得る刺激は尽きない。
新聞批評や宣伝については、前回にも出ていたので、比較情報として面白いことになってきた。
海外で売り出す為の情報や、ノウハウを伝授したり、あるいは海外からの帰国者が自分の宣伝やプレゼンテーションをする会、ということは、他でもやっていると思うし、この会ではやらない。
あくまでも、ダンサーがどういうことを考えて活動しているのか?その背景としてどのような環境が存在するのか?ということの国や地域ごとの違いや共通点を含めた現状を認識し合うこと。そして、今後の自分達の居場所での活動に活かしてゆくための、そうした情報を提示するだけの、ささやかな種まきの場として、今後もゆる やかに継続していきたい。
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今後の今津氏情報補足:2009年2月カンパニーマリーシュイナール来日公演に参加
「オルフェウス&エウリディケ」
2009年2月1日(日)高知県立美術館ホール
2009年2月6日(金)〜8日(日) Theatre 1010(北千住)
2009年2月11日(水)滋賀県立びわ湖ホール
問い合わせ:03-5724-4666 国際舞台芸術交流センター
テーマ:ダンス - ジャンル:学問・文化・芸術
- 2008/09/01(月) 20:54:04|
- 海外在住アーティストの話を聞く会
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