jou日記

コンテンポラリー・ダンサー、振付家JOUの日記です。。。Odorujouダンスパフォーマンス日記

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襟を正して再生活性化計画

ぐんぐん育っています。
日々、新しい刺激に満ちて。

身体も心も脳みそも。

ご飯もちゃんと食べていますよ。

きちんと栽培されて
きちんと料理されたもの。

感謝しながら味わいながら
きちんと頂きます。

本当に有り難いことです。
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  1. 2008/06/30(月) 21:47:14|
  2. 日記
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JOUプロフィール

千葉県産踊るハリガネーゼ。
虚弱な肉体労働者。
わくわく心躍る状態の真ん中とって
「Odorujou(おどるじょう) 」時々主宰。

只今、ようやくhttp://odorujou.netをリニューアル中。
もうすぐ、もうすぐ。

JOU profile ←click here
  1. 2008/06/29(日) 21:02:11|
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人生を変えるもの

人生にマニュアルを探しても見つかりません。

現代社会では、遊びでも仕事でもとかくマニュアルが基本。

自分の人生も、ついつい、
自分の希望に合った
マニュアルがあるんじゃないかと
探してしまうわけです。

が、そんなもん、一生かかっても見つかるわけない。
自分で考えて、自分で創っていくしかないのですから。

少し前の時代であれば、
良い学校を出て
大企業に就職して
家族を持って
家を買って

といった実直な人々ががんばって日本社会を支えてくれていたわけですが、今は何を基軸に何を目標に生きていいかわからない...みたいな人が増えつつあるように思います。


見るもの、聞くもの、食べるもの、しゃべること、考えること、感じること、
それらは全て自分です。

その積み重ねで自分ができて
自分の人生ができていきます。

人生変えるというのも
実は全然大それたことではなくて
日々、入るもの、出るもの

それらを少しずつ、自分の望む好ましい方向に変えていく
という極めて単純でシンプルなことじゃないかと
思います。

であるがゆえに、
時間と辛抱のいることですが。

さて、今日、あなたは何を食べ、何を感じ、何を言葉にしましたか?
  1. 2008/06/28(土) 15:32:01|
  2. 日記
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人間観察

最近は趣味の様にいろいろの現場に
いろいろの立場で出没しております。

裏方の立場にもいろいろなポジションがあって
表の居方にもいろいろな人々が居て

本当に下々のスタッフひとりひとりにまで
細やかに心配りし、
なおかつ全体の視点でも物事が見れて
主催者の立場をサポートできる希有な人が
非常にさりげなくその能力を発揮されていたり

ということに深く感銘を受けたりします。

そんな人、いないかと思ってたけど
いた、いたいた。

その方から後で、「ブログ時々読んでいます」
とメールを頂き、うれしかったです。

若者世代でも、大御所の傘の下に寄りかかるでもなく
かといって反抗するでもなく、非常に賢く
自分の視点をしっかり持った
洞察力のある人もいます。

優秀なスタッフだなあ
と思ってよくよく聞いてみると
ご自分でも演出や主宰してるとか。


お仕事の合間にそんな人間発見をするのが
とても面白いです。
  1. 2008/06/27(金) 23:14:37|
  2. 日記
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アレルギー

片付けは苦手なのですが
埃や塵、虫といったものが苦手なようです。

自分では気がつかなくても
すぐに皮膚に湿疹ができます。

今日は、ホールの隅っこの埃まみれの角に
うっかり落とし物をして
もぞもぞと手を伸ばして拾ったせいでしょうか
顔と首が赤くかゆくなりました。

*******
人の心は本当に、言葉で隠せない正直さをもって
開いたり閉じたりします。

自分の心と人の心が、ちょうど良い塩梅で
開いた、と感じた時
風がふわりと行き交って
とっても気持ちよく、愉しくなります。

そういう瞬間が、何よりもうれしいです。



  1. 2008/06/26(木) 23:44:45|
  2. 日記
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器の大きさ

イベントはプロデューサーの器以上のものにはならない
と、とある人がおっしゃっておりました。

作品もまた、しかり、かもしれません。

ごくまれな場合を別にして、
作者の意識以上の世界観にはならないのが常でございます。

心や意識とは、その人次第で
いくらでも大きくも壮大にもなり得る
類いまれなるものです。

ミクロからマクロまで、変化自在。
自分の抱く心や意識がそのまま器の大きさになっていく。
そしてそれは日々の生活の持ちようで
固定するコト無く変化し続ける。

そう思います。
  1. 2008/06/25(水) 20:21:11|
  2. 日記
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三日酔

週末、自分にしては珍しくアルコールを飲みました。
参加した会も愉しく身持ち良いものだったせいもありますが
ビールが旨い、と思える体調であることが何より幸せです。

で、昨日は飲みに行ったものの
お酒は飲みませんでした。

ところが、どうも今日、身体にビールが残っております。

以前ワインを調子良く飲んだときもそうでしたが、
たったのグラス1杯で、翌々日まで酔い感が残る。
お安いもんです。

1杯で3日酔える。
これぞ、エコ飲み体質。

いよっ、座布団一枚。
と、臆面もなく自画自賛。
  1. 2008/06/24(火) 22:07:41|
  2. 日記
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お金研究

今更ながらの疑問です。
お金というものをどう考えていいかわかりません。

自分の活動や能力についての値段。

値段を付けるということ。

お金を得るということ。

お金を払うということ、これは少し自分の中で基準はあります。

が、得るということ。

こちらはまだわからない。

時々、後付けで気がつくことがある。

その仕事をするのにどうしても必要経費としてかかるお金があります。

交通費、場所代やアシスタントなど、実際に誰かに払うお金もあるし

自分の身体のメンテナンス費用ということもあります。

単純に、その仕事の為に費やす時間、ということももちろん。

それにしても、

身体のケアは本当に、時間とお金がかかります。

もう少し、ちゃんと考えて自分なりの基準をつくっていきたいと思います。

でないと、いつまでたっても、本当の意味での社会人になれない気がする。

いまのところは、

お金は、社会と言う身体の中で、

血流やリンパ液のようなものじゃないかと思う訳です。

入るばかりで滞りすぎてもいけないし、出るだけでもいけない。

全く流れなくなってもいけない。

健全に暮らして行く為に、現代社会ではよくも悪くも

どうしたって必要なものじゃないかと。

それなりの対価としてきちんと頂くべきものは頂いて、

払うべきものは払っていかないといけないんじゃないかと。

どうなんすかね? もう少し研究してみましょうか。

お金の考え方。
  1. 2008/06/23(月) 22:47:23|
  2. 日記
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土方巽の本

昨日の本番が空けて今日は
土方巽絶後の身体
という10年がかりで出版された本の
出版記念パーティーに行ってきました。

あいにくの雨でしたが、
舞踏家の方や美術家の方など
華やかで個性的な面々が集い
とても良い会でした。

著者の稲田さんは島根の松江出身だそうです。

出雲大社に詣でた時には時間がなくて
素通りしてしまいましたが
今度はぜひ、ゆっくりと訪れたい町のひとつです。

そういえば、松江にベジャールの舞踊団が来日公演するらしい。

出雲といえば、日本の神様の総本山的な場所でもあります。


ご自分の起点がしっかりと明快で、
伺った時に自分なりに腑に落ちる人が好きです。

何故、その仕事を始めたのか?
何故それをしようと思ったのか?

ダンスでも作品でもそうですが、
日常生活でも、仕事やプロジェクトでも
何事も起点が大事ですねえ。

人々の持つ起点に興味が尽きません。

amazon「土方巽絶後の身体」←





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  1. 2008/06/22(日) 22:15:05|
  2. 日記
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生まれました6/21

今日は、即興音楽のライブ演奏をしました。
即興ですから、二度とない、一生一度の演奏です。

今宵、小さな会場に、沢山の皆さんのお立ち会いの中で
たった一度きりの演奏が生まれました事、本当にうれしく、
心から感謝致します。ありがとうございました。

以下は、会場の皆さんへ当日お渡ししましたお手紙です。

********
本日お立会いの皆様へ

本日は、お越しくださいまして誠にありがとうございます。
舞台やパフォーマンスとは縁がない環境で育ちました私が、おっかなびっくりと生まれて初めて、ダンスクラスというものを受講したのが23歳。それから後、アメリカやマレーシアでの生活の中で、ダンスを通して様々な人々と知り合い、今日まで、活動をしてまいりました。

音楽家の演奏と即興をするということは、以前にも何度かしてまいりましたが、それはいつも、音に合わせたり、音を裏切ったり、音と遊びながら、駆け引きしながら、ダンスをするという即興でした。

この度は、第一部にては三浦氏と松本氏による音楽デュエット即興演奏、
第二部にては、それにダンスが加わりトリオ演奏となります。
私が加わり、ダンスを踊るのではなく、演奏です。
おふたりの演奏と一緒に音楽を奏でるという即興を試みたいと思っております。
楽器は、この身体です。「僕の大好きな、パパからもらったクラリネット♪」の歌のごとく、ドとレとミとファとソとラとシの音が出ないこの楽器で、新米ミュージシャンとしてトリオ演奏させていただきます。
さて、どんな演奏となりますことか…皆様からのご声援頂ければ幸いです。
主催の池端氏、共演の三浦氏松本氏、本日のお立会いの皆様に、心より感謝申し上げます。

2008年6月21日
コンテンポラリーダンス
JOU(じょう)
  1. 2008/06/21(土) 23:02:33|
  2. 日記
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リハーサル風景

こちら、2008年6/21の音楽ライブセッションのためのリハーサル風景

http://jp.youtube.com/watch?v=QgSWusbNo8g
  1. 2008/06/21(土) 20:26:44|
  2. video 映像
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live performance

出産予定日:6/21
立会人限定募集中

2008/6/21(sat) 18:00 start 
スタジオSKホール

Studio SK Hall

現代音楽ライブセッションに参加致します。
踊りだけを楽しむというよりは音楽と人間の身体。
音や動きが生まれる瞬間にそううっと
立ち会うという楽しみがあります。
Live session of contemporay music
and contemporary dance


客席に限りがありますのでお早めにご予約くださいませ。

tel:03-3311-2113
地下鉄丸の内線新高円寺すぐ 
near by Shinkohenji station of Metro- Marunouchi Line
http://navitokyo.com/03-3311-2113/
杉並区梅里1-7-7 新高円寺ツインビル2F
2nd Floor, Shin Kohenji Twin blg.
1-7-7, Umesato, Suginami-ku, Tokyo,

Tickets
■前売り 2,500/当日 2,800

■申し込み/お問い合わせ for more information:
Arist Consultants
 http://artists-consul.visithp.com/concert2008/ (専用フォームあり)
e-mail:artist_consul@yahoo.co.jp
 tel:070-6561-6037(問い合わせのみ対応)

■コンサート出資金募集
 あなたもコンサートオーナーになりませんか 詳しくは主催者ホームページで


出演

■三浦浩 MIURA,Hiroshi(guitars)
 http://www7.ocn.ne.jp/~pmmusic/

■松本充明 MTSUMOTO,Mitsuaki(live-electronics)
 http://artist-consul.visithp.com/artist/matsumoto/

■JOU(dance)
 http://odorujou.net/ 

Special Thanks:
照明協力Lighting:
河内一泰Kohch Kazuyasu  http://www.kkas.net/

主催Produced by: Artist Concultants
    http://artists-consul.visithp.com/concert2008/
    http://jp.youtube.com/watch?v=QgSWusbNo8g
    上記ウェブ上にて3人のプロフィール・リハーサル風景を公開中

テーマ:パフォーマンス・アート - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/06/21(土) 19:16:37|
  2. News お知らせ
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身の上話

小学校中学校は楽勝でしたが
その後の人生のほとんどは
遠距離通学、遠距離通勤、の人でした。

若くして自分達の力で両親が建てたマイホームは
千葉県千葉市、、、の、どの駅からもバスで30分という
ピンポイントの交通過疎地でした。
バスは1時間に1本とか2本とか。

駅まで必死の思いで辿り着き、そこから満員電車に揺られて1時間。
そんな毎日をなんの苦もなくやり過ごしていました。

どんな状況でも、変えられないのであれば、
前向きにやり過ごすしかないのです。

毎日帰りの電車の途中の駅でどどっと降りて行く人々を見ながら
「この辺が自分の家だったらいいなあ」
「せめてこの辺でもありだなあ」
駅に着いたら着いたで
「この辺だったら歩いて帰れるのになあ」
などと、夢想していました。

なんだかんだあって、
「せめてこの辺でもありだなあ」
と思っていた場所に住む事になり
やがては
「この辺が自分の家だったらいいなあ」
と思っていた場所に移り住む事になり
本当に、その駅で降りて、
そのまま歩いて家に帰れる。

毎日毎日夢想していた事が本当になっている。
それがとっても不思議です。
そして、幸せなことと思います。

毎回、その電車を降りる時、同じようにそう思います。

昔の自分の記憶を乗せて、私が降りた後も
電車はさらに東へと走り去って行くのです。

あの頃の遠距離を耐えたからこそ、
培われた、ある種の辛抱強さや物の見方が
自分にあるということにも
今、とても感謝しています。
  1. 2008/06/20(金) 22:38:10|
  2. 日記
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余裕とかって

よく「余裕がありそうに見える」と人様に言われますが
余裕とは、状況とはなんら関係ない、心の持ち様なんだと思います。

うまく行かないこと、たくさんあります。
希望の道は行く先々で閉ざされます。
そういう時に失意に崩れ落ちるか、あるいは
「うまくいかないことが自分にとってのラッキーに違いない」
と、閉ざされた道以外の道を探して歩き出すのか

それだけの違いです。

本当にこれ以上落ちようがない
最悪の時にでも
なんとかかんとか、
「生きてる」

これだけで充分幸せなことなんだと
そう思うようにしています。

自分のやりたい活動ができない状況にあったとしても
生命体として、生き続けている
生かされている。
すごいことじゃないですか。

こういうラッキーな自分を、
しっかりと活かしてあげたい
そう切実に思います。

テーマ:心と身体のケアを大切に! - ジャンル:心と身体

  1. 2008/06/19(木) 14:08:21|
  2. 日記
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映画の中の土方巽

今日は、60年代に舞踏というダンスの創始者となった
土方巽(ひじかたたつみ)の出演した映画をチラ見しました。

ものすごく若い岩下志摩や草刈正雄が出演。

ダンスシーンが挿入されるという構成ではなく
土方さんにもちゃんと役があって出演しているので
結構長く出ています。

役はあっても、台詞はしゃべらず、
怪しい動きを皆でしていました。

オールカラーのフィルムです。


いろいろと面白かったです。
  1. 2008/06/18(水) 23:36:47|
  2. 日記
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1杯のビールで

夕方、入院中のアダム君から電話がかかって来て
「ガールフレンドをそっちに送るから宜しく」と。

彼は、道路で独りで転んで、骨盤にひびが入り
3週間の入院中。
フロリダからガールフレンドが駆けつけて
介護の日々らしい。

ちょうど待ち合わせをしていたあけちゃんと3人で
生ビールを飲みながら日本語と英語ちゃんぽんで
愉しく夜を過ごした。

あけちゃんの顔芸は抜群の表現力を誇り、
日本語のわからないアナベルも
見事会話に溶け込んでいた様子。

マイアミビーチに住んでいるという
毎日がリゾートな彼女は
オレンジヘアに染めたファンキーな小学校の先生である。

さっすが、マイアミ。
太陽だ、海だ、白砂だ♪
彼女を通して透けて見えるようでした。
  1. 2008/06/17(火) 21:24:59|
  2. 日記
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日本のダンサー生活

先日、海外在住アーティストの話を聞こう会(6/3)に
出席された方は多少お分かりになられたかと思いますが
芸術先進国といえる国では、プロのアーティストっつうものが
存在出来るようなシステムがあります。

日本のダンス事情を考察するに
江戸時代からの市民の習い事やら徒弟制度などやら
古くからの風習の影響もあってか、
ダンスで食べて行く=教えで食べている
というのが現状ではないかと
思われます。

カンパニーと契約書を結び、
年間でサラリーをもらい、
踊る

ということができるためには、
どうしたって行政からのカンパニー支援がなければ
経営的に難しい。

興行として、業界が成り立ってないからです。

作品を作る為の場所代、人件費、制作費、それに加わる人々の生活費
などときちんと支払い、完成後にその作品が興行的に収入を生むということが
できないからです。

観客が少ない、作品を買ってくれる劇場がない、
創作に時間がかかりすぎるということが主な理由です。

基本的に、作品を見たいと欲している、
そういったダンスの存在をしっている人数が
極端に少ないから仕方ありません。

日本での主な情報源は学校教育か新聞、テレビ、雑誌。
そのどこにも露出していないのですから
当たり前といえば当たり前かもしれませんね。

ところで、公演では収入にならなくても、
ダンスのクラスの先生なら、定期的に講師料を得ることができます。
ダンスで食べている人々の大半はそれで生計を立てているといえるのではないでしょうか。
大学などの先生、または巷のダンススタジオの先生のお仕事です。
英語的に言うと「プロのダンサー」ではなくて「プロのダンスの先生」
という違いがありますが
日本の現状としては
「プロのダンサー」=「プロのダンスの先生」
これは、決して当人達の資質の問題なんかじゃなくて
業界や国が持つシステムの問題じゃないかと思います。

ただし日本でも、
芸術系ではなく、商業系ダンスは逆に確実に賃金が保証されます。

商業ミュージカルや演劇、キャバレー、コマーシャル、商業イベント、TVや映画。
ディズニーランドのダンサーもその類いです。

ただ、こういった分野でのダンスはストリートダンスやジャズ系が主流です。瞬間パンチ力に欠けるコンテンポラリーダンスが求められることはあまりありません。もっとつながっていけたらお互いに面白いことになるのではと思いますが。。

私も、お芝居やイベントや映像などのお仕事は好きです。
いつでもウェルカムです。
監督や演出家から頂く、普段と全く違う視点からのオーダーで
ダンスを作るという面白さがいいです。


ただし、私の場合はフリーランスでの活動で、
営業や広報が全くできていませんので、
何事に置いても、仕事をgetするのもkeepするのも、
看板なしでは、なかなか難しいものがあります。

例えば、確実にお金になる、いわゆるメジャー系のお仕事の大半は
そちらの世界で営業をやってくれる所属事務所やマネージャーが
ついていないとなかなかお仕事は回ってきません。

コンテンポラリーダンスの世界では、複数のアーティストを抱えて営業してくれるエージェントはほとんどないです。業界で活躍しているダンサーの教えているクラスの生徒になって、弟子として踊り手としても人間としても、そこと信頼関係が生まれれば、その先生や振付家からアシスタントとしてお仕事が回って来ることはあるかもしれません。その先生のマネージャーさんがついでに面倒みてくれることもあるかもしれません。
そんな子弟関係のない、独りぼっちの人間が、蚊帳の外から見ている限りでは大体そんな印象を受けます。


他には、最近では、子どもの少子化に加えて、
高齢化、地方活性化などに取り組む行政が増えています。
そうした部分を豊かにする為の
ワークショップと称する短期集中型の体験クラス
といったプロジェクトがあちらこちらで起こり始めています。

そこには教育という名目で予算が十分に降りて来るので
ワークショップの講師で食べて行けている人々も
増えつつあります。

こちらも「先生」の一種には変わりませんが
社会的に存在が認められて来たことの現れとしては
うれしい現象です。

ワークショップ講師となった時に
何を教えて行けるのか
どれだけ自主性や創造性の種を植えられるのか
これは、実は今後の展開にとても重要なことです。

「自分="先生"のスタイル」を踏襲させる
というワークショップばかりが普及してしまうと
結局は、再び従来の子弟制度的な風習に逆行してしまう危険性があります。

スタイルを習うことと創造性を養うことのバランスですね。


ダンサーも先生も、一般の人々、そして行政や企業の人々も
それぞれの立場で、創造的な活動ができるような世の中になると
いいなあと心から思います。

皆さん、がんばっていきましょう。












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  1. 2008/06/16(月) 10:53:28|
  2. コンテンポラリーダンス
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あの人を探せ!

2002年Video Dance 上映会というのが
江古田の日本芸術大学キャンパスで開催された。
当時、有志の仲間と都内某商店街や公園で
寒冷の空の下、ロケ撮影を行い
過酷な編集スケジュールを経て完成した名作である。
この度、6年の月日を経て、当時の出品作品のリメイクを作ることに。

新メンバーで仕切り直すのもいいが、
折角の機会なので、オリジナルメンバーには何がしかの形で
全員に声をかけて関わってもらおう!
と思ったはいいが、
音信不通、消息不明の人もいて、
何しろ6年の月日は大きい。

携帯も数回壊れてデータも消えている。
あきらめず、家の中の資料やパソコンの中の記録をひっくり返し
連絡先を探すことに時間を費やしておる次第。

「あの人を探せ!!」
を、地でいく光景である。
果たして、オリジナルメンバーは全員揃う事ができるのか?
バラバラに散ってしまった皆が、6年ぶりに再会することはできるのか?

この続きは...乞うご期待。
  1. 2008/06/15(日) 16:59:33|
  2. 日記
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2年前の日記

一昨年の秋にアーティスト店長として
企画運営させて頂いた
アサヒアートスクエア稽古場カフェ。
「最終日に結果としてのダンスパフォーマンスをすること、
ホールを稽古場として使う傍らカフェの店長もすること」
という条件以外は
「場所を好きに使っていい」
と言われ、日替わりWSやイベントなど盛り沢山の企画を実行。
http://www.asahibeer.co.jp/csr/philanthropy/art-cul/cal_0609.html
実際のカフェのメイン管理(アルコール飲料)は
当時のホール委託の方がやってくださったので、
素人店長でもなんとかできました。
今日は偶然、その時のカフェ管理担当者岡さんの日記を発見。
懐かしいなあ。元気かなあ。

http://www.atelier-canon.jp/2006/09/27/本日は「稽古場カフェー」の日/

こちらはパフォーマンスの衣装参加してくれたみちよさんの当時の日記
http://d.hatena.ne.jp/gazaa/20061017

**********
以下は当時ご協力頂いたアーティストの皆さん:

稽古場カフェ2006
Odorujou日替わりワークショップ
予約料金:¥1000/当日料金¥1500

渡毅(東京コメディストア)即興演劇WS
殺陣道(爽快にして豪快、チャンバラ振付)
山田海蜂(新体操)
松本大樹(コンテンポラリーダンス)
ピエールダルト(バレエ)
アレッシオ・シルベストリン(コンテンポラリーダンス)
白井さち子(コンテンポラリーダンス)
勝部ちこ(コンタクトインプロ)
近藤良平(コンテンポラリーダンス)
野和田恵里花(コンテンポラリーダンス)
JOU(コンテンポラリーダンス)
*******
すでに2年前のお話ですが
改めまして今一度、本当にどうもありがとうございました。

これからもこうしたオーガナイズやコーディネイトのチャンスがあれば、
持ち前のネットワークを生かし、内外の様々な人々を巻き込みつつ、
愉しい時間を作っていけたらいいなあと思います。
  1. 2008/06/14(土) 23:42:24|
  2. 日記
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面白いっ!

昔っから心臓が小さく、大変恐がり屋の私でありますが
アクシデント的に思わず見てしまった
「エルム街の悪夢」だけは、
恐くても面白いっ!
と思えた唯一のホラー映画です。

辛いものが苦手でキムチの旨さを味わえない
お子ちゃま味覚な自分が
マレーシア在住時代
こちらも偶然知らずに食べてしまい
「辛いけど旨いっ!!」
と生まれて初めて辛くても美味しい味と遭遇し
以後ファンになってしまったインド料理。

どうしたって受容できかねる
苦手なもの、嫌いなものの分野の中にも
一筋のOKツボはあるのかもしれませんね。

エルム街の悪夢はその後やはり恐くて見れませんが
恐さの中の面白さ体験ができたことは
とってもラッキーだったと思います。

安全で快適に過ごそうと完全装備し
全てコントロールされた環境に開いた
ほんのすき間の偶然の中に
実は未知数の可能性が潜んでいるのかもしれません。
  1. 2008/06/13(金) 22:01:50|
  2. 日記
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出産間近

今日は若き妊婦のちさとちゃんとランチしました。
来月出産予定日なんだそうです。

昨年の9月以来、
わずか数ヶ月とはいえ
積もる話をとりとめもなくし
目の前の食べ物にしばし意識を奪われ
あちらこちらと話しはとびながらも
愉しいひとときでした。

私も昨年の9月一緒にいた時には
自分が結婚するとは思ってもいなかったので
ふたりして再会するなり
「どういうことっすか~?」
と声を掛け合い
おめでとうの物々交換をするも
いとおかし
といったところです。

生命の誕生というのはいつだって
神聖かつワクワク心躍ります。
スゴいコトです。

そして、夜は出版業界とゲーム業界、
今をときめく業界の働き盛りの方たちと
飲みました。
なんと、メインのふたりともが私と同学年。

40代って、そうそう、
妻子を抱えてバリバリ仕事をする
働き盛りの世代なんですねえ。

会社の中では上と下の狭間で
しんどい事もあろうかと思いますが
思考と能力、気力体力人間力や経験のバランスが
良い具合に合い絡まり
非常に面白い世代なんじゃないかと思います。

それにしても、人間って
いくつになっても、どの立場になっても
迷いや苦労、不安やストレスはなくならないもんです。

余裕ができたら、ゴール達成したら
他人に優しくなろう、何かをあげよう、
なんて思っていたら一生無理っすよ。

余裕がなくっても、道半ばで路頭に迷っていても
他人に何かはしてあげられるもんです。
自分の持っている何かが誰かの役に立つ。
今すぐにでも。
  1. 2008/06/12(木) 23:09:44|
  2. 日記
  3. | トラックバック:0
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アダムの災難

アメリカの建築学科の大学生グループが来日。
日本の街や家屋、御神輿などのリサーチをしている。

でもって、大学院生のアダム君、
歩道をジャンプして自分で転んだ。

股関節が痛いからとタクシーで病院に行ったら
骨盤にヒビが入っているという。

ヒビが埋まるまで大腿骨を牽引して
3週間安静という事態に。

で、手術をするとかしないとか
そんなお助け通訳に呼ばれて病院に出向いたら
なんとその場で牽引のために大腿骨にハリガネを通すという。

超でかピアスを腿の骨に刺す
と思ってください。
編み針くらいの。

30秒
とお医者様は言ってましたが。

いやあ、、、すごかったっす;

麻酔って、皮膚の表面には塗るけど
骨の表面の神経のある場所まではケアされていなくて
骨を通過する時はかなり激痛の様子でした。

皆さんも怪我にはくれぐれもご注意下さいね。
  1. 2008/06/11(水) 23:38:32|
  2. 日記
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例えばこんなレジデンスアーティスト

例えば、某飲料企業のイベントホールがある。
イベントがある時だけ、ホールにはバーが営業され
飲料を販売する。

その管理はホールの管理を委託された業者がする。

常駐で人を雇う程ではないが、
日雇いバイトだけでは運営は難しい。

バーの商品の発注から在庫管理まで
責任を持ってくれる人間が必要となる。

イベントは不定期。
ホールが空いている期間も多い。

さて、ここで、アーティストレジデンスの新しい提案です。

稽古場を必要としているダンスカンパニーや演劇カンパニーが
そのホールのバー管理を委託されてカンパニーで責任を持って運営する
代わりに、1イベントに対する賃金をもらい、加えて
ホールが空いている時間は自由に稽古できるし、
公演をすることもできる。

というシステムはいかがでしょう?

フルタイムで雇われる程のことではないが
多少の労働の対価として賃金が発生し
稽古場代が無料になる。

芸術支援という予算枠があるなら
レジデンスカンパニーの公演に対して
多少の予算援助をしてもいいかもしれない。

せっかくレジデンスになるのだから
近隣の企業や住民とも仲良くなって
アート活動に対する理解者も増やしたい。

ということで、レジデンスカンパニーは
最低月に1回以上、できる範囲で
その場所を使って近隣住民やOL、会社員が喜んで集まりそうな
ヨガクラスとか親子体操教室とかシェイプアップ教室とか
企画することも条件に加える。
入場無料でいいと思う。
企業からWS援助費が少し出ても良い。
地域住民への還元や社員の福利厚生として。

そうこうしながら、自分たちの創作活動をする。
カンパニーメンバー全員がそこを拠点に
食べていくことはこの予算では難しいかもしれませんが
少なくとも、稽古の場所が固定し、
地域との人間関係が生まれ、
多少なりともお金も回ります。

本当の意味でのレジデンス活動ができるかもしれません。

とかなんとか。
企業の持つ場所と雇用のすき間活用
ちょっとした思いつき。

テーマ:ダンス - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/06/10(火) 21:48:56|
  2. Odorujou企画
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C.I

C.I.~コンタクトインプロ、ではありません。
コーポレイト・アイデンティティ。

かつて某大企業再建の時に新社長が掲げた策のひとつでもあります。

自分たちの活動や存在が、
広い意味で
どういう方向を目指すのか
社会に対してどういう役割を担うのか
それを明確にして共有する。

1アーティストレベルでも
1カンパニーレベルでもなく、
コンテンポラリーダンスという1業界レベルで。
あるいは芸術という分野レベルで。

そんなことの認識、自分たちの存在に関わることの共通認識を同じくする
ということがC.I.である、という解釈をするとします。

コンテンポラリーダンスという小さな世界の住人が
作る人も踊る人も、それを批評する人も、プロデュースする人も
どっかしらその存在意義みたいなことを
ダンスに興味のない一般社会に生息する人々に対して
きちんと言葉で説明できるようになっているんだろうか?

誰か言葉の専門家が定義してくれるのを待つしかないのでしょうか?
自分なりの言葉で説明することはできるのでしょうか?

そういった共通認識が当たり前のように
自分たちの中で、常識として共有できたら
いろんな意味で、いろんな形で、
世の中が良い方向に変わって行くんじゃないか
などと思うのは
あまりにも希望的観測ですかねえ。。

自分のいる場所や時代に
夢や希望は持ち続けていたいものです。

  1. 2008/06/09(月) 19:54:02|
  2. 日記
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ベルギーのダンス環境を談す後半

わずか2時間のトークのうち、前半は、各項目についての回答をざっとして頂きました。
その中でもすでに、あまりにも日本とは違った状況
つまり、ダンサーがカンパニーから支払われる給料や国からの失業保険だけで暮らしていけること、振付家も同様に経済的にも条件的にも守られた環境の中でクリエイションしていけること
といったベルギーの状況を理解するまでに、時間がかかったように思いました。

そういう国も存在するということを知る、まずはそこから何かが始まればいいなあと思います。

さて、後半は、日玉氏個人が今現在興味を持っていることや今後の活動、そして、日本の状況に関わるQ&Aなど、非常に示唆に富んだ会話がなされました。日玉氏ならびに会場の皆さんの洞察力の鋭さ、理解力の深さが心地良い刺激となりました。

なお、以下の記録についての許可なき無断転載は固くお断り申し上げます。

******************後半の記録*********
4: individual future 今後の活動、将来プラン、目標

-10.日玉浩史ダンス活動の今後の予定など
現在は、ソロの作品を作る過程。身体の動きだけでいろいろなことができるということの再確認をしている。身体と言う言葉,文字にはそれだけで状態を表せる(漢字を書く)。アナロジーということに興味がある。認識論とか。
バーバラ・スタフォード著書「ビジュアルアナロジー」では、フォーサイスも傾倒したミッシェル・フーコーの「個に向かう均等でない平等」への疑問を提示している。例えば、現代では、ひとりひとりがバラバラであるが皆がipod持っているというような画一化が進んでるように見受けられる。スタフォードは個と類似の発見に注目し、それをもとにしたアナロジーを提案している。少し魔術的なことにも及ぶ。

びわ湖ホールが財政難という話を耳にしたが、そもそも琵琶湖にホールは必要なのか?劇場予算は日本では赤字にならざるを得ないであろう。考え方によっては、劇場でなくてもパフォーマンスはできるのではないか。

日本の過去をさかのぼれば舞踏の土方巽(ひじかたたつみ)がやってきたことがある。

今回の帰国では舞踏の田中泯(たなかみん)が農業を営みながら創作活動をしている。農業という枠ができる。枠がはっきりすることで実は自由になれることもある。

また、沖縄には、「ゆいまーる」という共同作業の持ち回り習慣がある。こういった風習を自分たちのコミュニティにも生かせる方法があるのではないか?

コミュニティというのは小さな社会の単位。それをどこまで動かせるのか、ということ。

日本の出版業界の友人との話しにも出て来たが、出版業界でも目指す場所がどこだか迷っている。どうしても、目指す先は売り上げ数に向かわざるを得ない。彼らの中でも、自分たちのテリトリーが見えなくなっているということを今回発見した。

今の時代は「高速大容量」を常時求めている。コンピューターやipodなど、「とりあえず使うかもしれない」可能性を保持するという姿勢である。そのため、自分のやりたいことが見えにくくなっていると思う。

田中泯の農業という作業的な縛りのように、枠をハッキリさせること。例えば、ただ「自由に踊って下さい」と言われてもなかなか踊れないが、「三拍子で踊れ」と言われたらその人それぞれの個性でもって踊る事ができる。

日本の職人技に代表されるゆっくりさ、アナロジー、ということにも惹かれる。日本も捨てたもんではない。
ただ、惜しい事に、昔ながらの道具造りを代表する職人の技術は危機に瀕している。

Q:日本でも古典芸能などでは良い批評家がいて、若手を育てたりしているが、海外の批評家はどうですか?

A:批評家に至るまでには、大学でカルチュアルスタディーといわれる分野を学ぶ。劇場の歴史、形態なども含めて勉強した上で書く。個人的にはダメと思う人もいるが、大旨きちんとした良い批評家が多い。

また、批評の出るタイミングも、必ず公演の初日の翌日に新聞に載るので、それが良ければ観客も増える。批評のシステムが社会の中で機能している。

Q:ふつうの人が手に取ってみれるところに載るという事ですか?

A:普通の新聞に出ます。日本の批評は公演が終わった数週間後だったりすると聞いたが、それは勿体ないのではないか?

Q:海外で劇場に足を運ぶということは特別な事ではないのか? 日本ではまだまだ少数に過ぎないが。

A:日本よりは劇場に足を運ぶ観客数は多いと思う。
ブリュッセルでは公演は大抵夜の8時から8時半に始まる。普通の仕事が終わってご飯を食べてから出かけることができる。終演後も劇場のバーが開いていて、そこでゆっくりと観客とコミュニケイションを取る事ができる仕組みになっているというもの大きい。

日本にはモノはたくさんある。システム的なものもすでにある。空き家や市の所有物など探せば、場所もあるかもしれない。
それらが本来の目的としてうまく機能されていない部分に働きかけ、相乗効果的にうまく機能するよう、改良できる余地があるのではないか?


*************
そして、この後、皆で後片付けをし、15名ほどが2次会へ。
ノマドの熊谷さんが予約してくださった居酒屋の大きなテーブルを全員で囲んで、さらに熱心なトークが続きました。

いろんな意味で、実り深く豊かな会話が成された夜でした。
時は新月。
人や状況の本質的な部分とか、これからの課題とか
いろいろなものが浮き彫りにされたように見えました。

具体的な着地点はわざと設けませんでした。
まずは、異国の常識を、知る。世界の中の日本の状況を知る。

その先、どういう活動をそれぞれがしていくか、といったことは
わずか数時間の対話では見つかる類いのものではありませんから。
ゆっくり持ち帰って、じっくり考え始めれば、いいのだと思います。
自分の持ち場へ帰ってそれぞれがやってもいいですし、
ここで出会った人達が個人的に、改めて時間を設けて
そこここで会話を続けていってもいいと思います。

その種まきこそが、この会の狙いなのですから。

とにもかくにも、第1回が無事盛会に終わりました事、
皆様に心より御礼申し上げます。
本当にどうもありがとうございました。

テーマ:ダンス - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/06/08(日) 22:21:26|
  2. 海外在住アーティストの話を聞く会
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ベルギーダンス事情を談す

6/3開催の海外のダンサー話しを聞こう会語録前半です。
当日、会場には26名。
限られた短い時間ではありましたが、熱気のある会が行われました。
その半数以上は二次会に残り、さらに終電まで話が続けられました。

なお、以下の記録についての許可なき無断転載は固くお断り申し上げます。

座談会について:
海外のカンパニーで活躍する海外在住の日本人ダンサーが増えつつある昨今ですが、日本国内でも、ダンス公演企画は、今や各地に広がりつつあります。この会では、それぞれ異なった地域でダンス活動をする人々の実体験を話して頂くことで、こうした国内外のダンス事情の情報の交換、収集を図り、そこからまた、新しい発想のプロジェクトや活動が、日本に生まれて来ることを期待しています。

今回は、ベルギー在住アーティストの日玉浩史氏に、ダンサーとして海外のカンパニーと契約するということ、創作活動や公演活動を支えるシステムなど、芸術支援の形態がどうなっているか、などということを中心に、海外でのダンス生活の様子を伺いました。

トーク内容

1: before and after はじめの一歩

-1. 海外へ行く前の、日本でのダンス活動(ダンス歴)
岡山で高校のダンス部は女の子が多いと聞いて入部。その後、ブレイクダンスやバレエを経て日大芸術学部に入学。東京バレエ団へ入る。

-2.海外へ行く事になったきっかけ
東京バレエ団にいたその頃、90年代はヨーロッパのカンパニーが来日公演をし、作品を日本で沢山見た。92年には川口隆夫氏のアタダンスに参加し、コンテンポラリーダンス体験もした。バレエ団の年功序列が肌に合わず、93年にロンドンのラバンセンターへ。25歳。

-3.最初のダンサー契約のこと
ラバンセンターに入った2ヶ月後、オーディションに合格。ベルギー。ブリュッセルのカンパニー「ミッシェル&メイ」とフルタイムダンサー契約を結ぶ。言葉がよくわからなかったので適当にサインした。その後95年にブリュッセルで一番大きなカンパニー、ローザスと契約し今日に至る。現在はフリーランスでも活動。

-4.日本との違い、海外で始めて気づいた事など
ダンサーとカンパニーが契約を結ぶということ。そこには、労働条件、給料が明記されている。
クリエイションに関しては、与えられた振りを待つのではなく、振付家が提示した全体のコンセプトをつかみながら、自分なりの提案をしていく作業をダンサーがするということが一番の大きな違いであった。そうでない振付家もいるが、自分の関わったカンパニーに関しては、振付家は、ダンサーが出して来たものに対して編集者のような役割で作品をまとめていく。
例えば、ローザスでストラビンスキーの「フォルチネラ」という作品作りをした時には、まず音楽の分析を皆でやった後、それぞれテーマを与えられてそこからダンサー達が動きを作るというような作業をしていった。

2: Living and working あちらの暮らし

-5.カンパニーダンサーの生活(1日、1週間、1ヶ月、1年の大体の様子)
ローザスの場合は1年毎の契約。経験数で給料が決まる。自分は当初、それまでの4-5年間がプロとしての実績として計算された。税金が沢山引かれるが、その代わりに、失業保険などの制度がある。契約中は手取りで毎月15-17万円位もらえる。
ローザスのタイムスケジュールは、毎朝9:30から週代わりの講師による朝のウォーミングアップクラスから始まる。昔はそうではなかったらしいが、今では18:00には終了。ローザスはブリュッセルで一番大きいので半ば公務員みたいな勤務状態。
他、ニードカンパニーでは朝は10:00から。
大体のカンパニーは1年に1本、あるいは2年に1本の新作を3-4ヶ月かけてクリエイションする。クリエイションの合間に旧作のツアーが入る事もある。基本的に土日休み。ツアー等で土日が潰れると月曜に代休があったりもする。

-5-2.カンパニーダンサーに求められること
振付家の要求に応えられる能力と技術。個として自立して作品の中に入り、振付家の意図を受け取り、発展させることができる能力。かつ、コミュニケーションが取れる。一緒に作品作りができること。

-6フリーランサーとしての暮らし
現在自分は今年からローザスとはパートタイム契約で、以前参加した作品(旧作)のツアーにのみ参加。仕事のない時は失業保険をもらっている。EU外ダンサーの失業保険への適応は、4年間1日も切れずにフルタイムで働いた後に、無期限の許可がもらえる。おすした制度により、何もしなくても暮らせる状況はアーティストとして不安が少ない。

フリーランスで自分が作る側になる時
自分のプロジェクトを立ち上げる方法は様々。企画を立てて文化庁のような所へ助成金を申請する時は、予算と、5箇所以上の劇場での上演仮契約が必要とされる。予算の半分以上はダンサー、振付家に賃金として支払われなければならないという規定がある。大体1人雇うと、税金入れて30万円で手取り15万円という予算になる。

Q:日本ではバイトしてお金を貯めて公演をしなければならないが、海外ではそうしないでキャリアアップできるのか?

A:もちろん、パースの学生等、バイトしなければならない人もいる。が、作品を作りたい人へのサポートシステムが沢山ある。

→次のシステムに関することとだぶるので、そちらの説明にうつる

3: system information (education, creation, presentation)あちらの仕組み

-7.劇場のシステムークリエイション環境(場所、支援形態)
作品を作りたい人へのサポートシステムは沢山ある。ひとつは文化庁枠。もうひとつは、劇場枠。日本と違って劇場は国から予算をもらい、芸術監督、制作、裏方、オーケストラ、レジデンスカンパニーなどを雇っている。劇場は、自分の場所で上演する作品のプログラミングをし、そのための作品の買い取りをする。持ち込み企画であっても劇場とのつながりのから、場所を無料で使わせてもらえたり、交通費も支給されたりする。
大劇場では独立予算が国から出ている。
今度自分がソロを上演する予定のアントワープの小劇場は、スタジオ的なところでアパートもついている。場所だけのつもりで持ち込んだら、上演に対して1000ユーロくれると言われ、そんなに必要ないので保留にしてある。

-8.公演の支援環境(ツアーのこと、カンパニー運営環境など)
大規模なツアーでは、EU各国の各劇場が予算を分担して出し合い、サポートするシステムがある。共同プロダクションという。
ベルギー国内の各劇場でも同じような共同サポートシステムがある。

-9.ダンス教育の環境あるいはシステム
ローザスの学校パーツにはいろいろなカリキュラムがある。バレエ、コンテンポラリー、などダンスのテクニッククラス、指圧、太極拳、音楽分析、社会学、哲学、解剖学、など勉強しながら、振付、ローザスのレパートリーをやる。振付けの発表会、ショーイングスペースは劇場のように完備されたいる。ローザスがらみですでに劇場とのつながりができているので、近年では学生作品のツアーでドイツやフランスのポンピドールなどで上演されている。また、同様に、ローザスと各劇場とのつながりの中で、劇場の持つ余剰予算情報や企画などについての情報配信など、卒業生サポートも行われている。

Q:文化庁,国唐の支援などベルギーでは予算はどこから出ているのか?企業スポンサーはあるのか?

A:失業保険や創作支援など、税金から予算は組まれている。企業スポンサーはあっても、企業の宣伝を公演内でしなければならないので、アーティスト側が嫌ってあまり受けない。コンテンポラリーダンスはあまりメジャーでもないので、企業側でもそんなにやっていない。もちろん、個人レベルでのつきあいの中から、デザイナーによる衣装提供等はある。
が、これはベルギーの話。イタリアなどは国からアートにお金が出にくいのでデザイナーからの支援等が行われていたりする。

Q:劇場の客入りはどうですか?

A:多いと思う。入らない事はない。有名でなくても、初日明けて評判良ければ客は入る。が、客層はある程度決まっていて同じ顔が多く見いだせる。

Q:ベルギーでの活動で、フリーダンサーとしての契約というのはあるのか?

A:最初は無理。例えば、10/1-9/31の1年契約をして、その後、次のカンパニー契約は10/1,契約が切れた翌日から続けていくということを3回、4年間つながるとOK。間が1週間でも空いてしまうとダメ。

Q:10年間でのダンス教育事情は変わったか?

A:外(カンパニー外、ブリュッセル外)のことにはあまり詳しくないのでわからない。ロンドンコンテンポラリーはイギリスではいい学校。オランダはロッテルダム・ダンス・アカデミー。パーツができたことで、アメリカからも先生が来れるようになった。

A:(前田)80年代にはムードラというベジャールの学校があって、ローザスの振付家アンヌテレサも学んだ。他には、ロンドンのラバン。ヨーロッパの全体数としてはそんなに増えていないと思う。カリキュラムは流動的で時期に寄って違う。他にはピナバウシュの学校もある。
学校としては、パーツの一人勝ちのような印象を受ける。パーツの教師はウィーンの夏のWSフェスティバルでも教えている。

Q:学校の運営はどうなされているか
A:パーツは学校法人になっている。ベーゼットベアという。

以下続く:

テーマ:ダンス - ジャンル:学問・文化・芸術

  1. 2008/06/07(土) 12:02:36|
  2. 海外在住アーティストの話を聞く会
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ダンスというか自分

ダンスをしたり楽しんだり
そんな人々が増えて欲しい
そういう一念で
自分のクリエイション以外の余計なことにも
首を突っ込んでアイディアをだしたり
実行したりしています。

が、今日ふと思ったのは、
ダンスじゃなくてもいいのね、きっと。
自分の身体と心。
ひいては、隣の人、自分の家族、パートナー、友達
の心。
それらときちんと触れ合える術
を持つ人々が増えればいいんだと思う。

余裕ができたら人にやさしくなれる
なんて考え方もあるけど
そういう人に限って
余裕なんていつまでたってもできないわけですよ。

自分が持つものへの意識は素通りして
いつまでたっても
「足りない足りない」
って思うわけだから。

今あるささやかなものをしっかりと味わって
ささやかなことにしっかり「ありがとう」を言って
そして、他の人に、ほんの少し、お裾分けする。

そんなことじゃないかなあと思うのです。

というわけで、私も、
ささやかな今日と言う1日を
しっかりと味わって楽しんで
感謝致します。
  1. 2008/06/06(金) 21:55:01|
  2. 日記
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暇人の醍醐味

今日は6年前に一緒にビデオダンス作品を作った
氏家監督と横浜でお昼ご飯を食べた。
久しぶりの再会なんだが
全然変わってないなあ。
が、仕事はクレーアニメの作り物をしているとか。
そう、彼は美術もやっているのです。
忙しそうでした。

その後に雨の降ったり止んだりに
身を任せながら、都内へ。

週末にベルギーに帰る日玉氏の
多忙なスケジュールの隙間を狙って
果敢につかまえました。

3日のトークの交通費と
現物支給のギャラ=カメラ
使わなくなったまま家に眠っていた逸品と
残りのフィルム全てを献上。

彼はベルギーで写真を始めたというので
カメラも使われないよりは使われた方が
幸せに決まっとる。

案の定、数年ぶりにカシャカシャとシャッターを押され
いじられてるカメラがなんだかうれしそうに見えました。

  1. 2008/06/05(木) 21:53:07|
  2. 日記
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ダンスの外側からダンスを見る

今日は、ダンスにはほとんど縁のない
ボランティア仲間のこーちゃんとお茶をして
延々とおしゃべりしました。

自分達にとって一生懸命で大切なことであっても
ひょいと視点をずらせば
全然違う世界が見えてきます。

昨日はダンス仲間が語る海外事情という
内側の世界の海外版。

今日は外側世界の国内版。

いろいろと発見がありました。
  1. 2008/06/04(水) 23:00:13|
  2. 日記
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海外の話を聞こう会

昨晩、東京に戻り、
予約メールを頂いた皆さんに
遅い時間を気にしながら、返信をしました。

今日は午後、別件で打ち合せをして
夕方急いでお弁当を食べ、
千駄木の会場へ。

お手伝いのゆきちゃんとノマドの木村さんと
日玉浩史氏本人も手伝ってくれて
会場のイスを並べ、準備しました。

全部で26名。
ささやかな会のささやかな宣伝にしては
沢山の皆さんが熱心に最後まで
耳を傾け、質問もごく自然に出て
質問と答えのやりとりからも
また新しい情報を得られたりもしました。

コンテンポラリーダンスの若い人々、舞踏の方、学校の方、
公共施設の運営の方、ダンスファンの方、などなど
いろいろなバックグラウンドから集まってくださり
建設的で前向きで、真摯な
とっても良いエネルギーを感じました。
大盛会でした。

会場費等、経費はカンパをお願いした所
12900円。
随分集まってびっくりしました。
ありがとうございました。

とはいえ、
そこから諸々経費を差し引くと
マイナス2000円弱。
しかもゲストの日玉氏には謝礼も出せず。

これには、私の制作費、
つまり、連絡作業や打ち合せ、
打ち合わせにいくための移動
などに費やした時間への
手当は含まれていません。

ご相談に出向いた
交通費実費のみ計上してみました。

こうして数字にして振り返ってみると
会の開催にあたって、
本当に沢山の人達にお会いして
ご相談させて頂きました。

今回は素人の初仕事でしたので
やみくもの手当たり次第に
とにかく体当たりの勢いで動きました。
無駄な動きや見当違いの面談先もあったかもしれません。
延べ12日間、つまり、12の組織なり人なりに
お伺いに行ったことになります。

昼間会って話す、というだけですが
意外と1日つぶれてしまうものです。

こんな状況では、申し分けなくてプロの制作の方には
とてもじゃないけどお手伝いはお願いできません。

初回を開催出来たことで
なんとなく会のやり方も見えてきて
これに関してはひと山超えた感じです。

できるだけゆるやかに、無理せず、
細々と楽しみながら続けていこうと
思いました。

まずは、当日の会場ばかりか、
打ち上げの会場までもを予約して下さいました
ノマドの熊谷さんに、心から感謝です。

それから、お手伝いしてくださった皆さん
会場に来てくださった皆さん、
そして、貴重なお話を上手にお話してくださり
場を引っ張ってくださった日玉浩史氏に
それぞれ深く感謝申し上げます。
どうもありがとうございました。

15人くらいの人々が打ち上げで終電近くまで
話し込み、滅多にない顔合わせの面々で
非常に貴重な時間を過ごしました。
  1. 2008/06/03(火) 23:02:48|
  2. 日記
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プロフィール

odorujou

Author:odorujou
コンテンポラリーダンス作家
振付家/ダンサー
Odorujouディレクター
2009年ソウル国際振付ファスティバルにて、外国人特別賞受賞。

■ダンサー/振付家■
「長い手足、自由度の高い身体、それを繊細にもダイナミックにも動かし、半径1mの円の中で踊り続けて飽きさせない身体のボキャブラリーを持っている。なのに、いきなりマヌケなネタを平気でかます面もあり、気が抜けない」(乗越たかお著:コンテンポラリーダンス徹底ガイド)

■プロデュース■
「Odorujou」時々主宰。すなわち、わくわく心躍る企画担当。「個性ある身体」を起点に、皆さんの問題解決や目標に向けて真剣に取り組み、社会貢献を目指します。
創造的身体資源の開発と芸術文化環境の向上は、世に恩恵をもたらし、個人のより良い生活と、豊かな社会作りができるのではないか?

身体不在の現代社会において、コンテンポラリーダンスが包有する、社会にもたらすであろう様々な有益な可能性と、その価値を信じて活動中。

■芸術環境向上企画■
海外の話を聞く会
http://odorujou.blog100.fc2.com/blog-category-8.html
こんなことやってみました。
Independent Artists Japan TPAM2010
http://artistsjapan.blog29.fc2.com/
http://blogs.yahoo.co.jp/dancartscom

■願望
週末はひっそりとする東トーキョー暮らしを愛おしく思う。温泉&旨いものツアー希望。



■WSクラス講師■
基礎身体能力の開発や、即興(インプロ)、コミュニケーション学習、コンテンポラリーダンスなど、様々なアプローチから提案するクリエイティブなWSは、主催者側の要望に添ってオーダーメイドで作成され、語学力と柔軟な発想力にて随時対応可能。
WS対象は、ダンサーやアーティストはもちろん、ダンス未経験の老若男女、学生、子ども、日本人から外人(英語圏)まで、自分のダンスを踊りたい人、人とのコミュニケーションを楽しみたい人、、どなたでも大丈夫。

■クリエイション■
ソロパフォーマンス、コラボレーション、グループ作品の上演、振付なども随時対応。

■最近多く担うお役目
何かと何かを繋ぐ。
全体の中でバランスを取り、足りないものを提供する。
場を浄化させる。
物事を前向きに進ませ、発展させる為の介助。


■お問い合わせはこちら
OdorujouまたはJOU宛にどうぞ。
odorujou@yahoo.co.jp
http://odorujou.net

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